旅行記

実際に中国で体験した恐怖の出来事(パート1)

中国恐怖体験

私は中国が好きで、留学と旅行を合わせて合計600日くらい中国に滞在していた経験があります。

今回は、実際に体験した「恐ろしい想いした出来事」を紹介していきます。

高熱で緊急入院

これは、大学生の頃、留学していた時の出来事。

スーパーマーケットで、夕食に烤鸡を買い宿舎に戻った。食べていると、も鉄の味が酷かく、少し血なまぐさい感じがしたが、気にせず全て食べてしまった。

程なくして、全身に震えが走り、強烈な吐き気に襲われ、トイレから出られなくなった。

その晩の内に緊急入院することになり、大学近くの病院へと運ばれた。

しかし、当時初冬で夜は非常に寒かったが、病院のベッドには薄い布団が1枚あるだけで毛布等はなく凍えるよう寒さ。勿論エアコン等はなく、耐え切れず隣の空いているベッドの布団をとって2枚重ねてなんとか朝を迎えることができた。

翌朝、看護婦がやってきて、アンプルに入った薬を持ってきて、容器上部を折って「これを飲め」と渡してきたのだが、よく見ると上部を折った際にガラスの破片が薬の中に落ちてしまっており、キラキラと光っている。とてもじゃないが、こんな物は飲めないので、看護氏が去った後にゴミ箱に捨てた。

そして、極めつけは、清掃員がやってきて床の洗浄をするのだが、薬品が入ったバケツにモップをつけて、それで病室の床を拭いていく。凄まじい匂いから察するに原液に近いハイター液だと思う。

熱も下がったので、大学の先生に掛け合い、すぐに退院した。

滑るタクシー(2009年12月、ハルビン)

200912月、ハルビンに旅行で訪れた際の出来事。

日中でも常に氷点下のハルビンの町は、町のいたるところが凍結しており、気を抜くと思い切り転倒してしまう。

市内観光が終わり、タクシーでホテルに戻る際、小さな路地の坂道に差し掛かったとき、突如乗っていたタクシーの車体が斜めに向いたまま坂道を下り始めたのである。

運転手は必死にハンドルを切り軌道修正しようと試みるが、その坂道全体がアイスバーンになっていたのか全くいう事を聞かず、そのまま滑る続け、途中の十字路も通過し、50mほど下ったところで何とか止まった。

十字路に止まらずに突っ込んでいった時は、思わず手足を前の座席に突っ張って身構えた。

ATMの残金消滅事件(2011年、新疆ウイグル自治区)

2011年、新疆ウイグル自治区を1ヵ月以上かけて周遊していた時、大量の現金を持ち歩かなくても済むように事前に銀行口座を開設し、随時必要な金額を下ろしていた。

ある日、ウルムチのATMで現金を下ろそうとした時、突如画面がエラーになり、ATMが一切動かなくなった。

数十秒後、動くようになったが、なんと残高が1400元も減っているのである。勿論、現金は出てきていない。

銀行の職員は、「私達の責任ではない、コールセンターに要ってくれ」と責任転嫁。

コールセンターに電話し、消失した1400元は数日後、無事に口座に返金され事なきを得た。

両替詐欺事件(2011年、甘粛省)

2011年、天水を旅行で訪れいた時のことです。早朝、ホテルを出てバスターミナルに向かう途中、観光地向かう途中に食べる為の、パンや水を購入する為に、小さな商店に入りました。

必要なものを一通り持ってレジに行き、支払いを終えました。

すると、店員が私の持つ1枚の100元札に気が付き、「申し訳ないが、10元札が大量に余って困っているから、10元札10枚と、100元札を交換して欲しい。」と言ってきた。

確かに店員の手元には大量の10元札があった。

「いいですよ」と了承すると、まず最初に店員が私にもしっかりと見えるように10元札を10枚数えて渡してきたので、私も100元札を1枚店員に渡した。交換は成立し、店員からお礼の言葉を受け、店を出た。

店を出て、まだポケットにしまっていなかった10元札を数えると、7枚しかなかった。

店員が10元札を数えるところは私もしっかりと見ており、数えたあと、視界からも一切消えていない。受け取った後、落としてしまったわけでもない。

一体どこで、10元札3枚が消失したのかは全く分からなかった。

現金盗難未遂事件(2011年、陝西省)

2011年、西安で新疆ウイグル自治区のトルファンまでの寝台列車の切符を買う為に、町の代理販売所に向かった。

当時は、ネットでの購入がまだ普及しておらず、窓口に並んで現金で購入するのが一般的だった。友人の分も合わせて購入する予定だったので、結構な量の現金をポケットに入れていた。

窓口では敢え無く希望の列車は全て満席で購入することができず、部屋に戻ることにし、信号町をしていると、一人の男性が異様に近くに立ってることに気が付いた。

そして、なんとその男性は手にお箸を持っているのである。

男性は私と目が合うと離れていったが事なきを得たが、私のポケットの札束は外からも見えていた。

まとめ&次回予告

どうでしたでしょうか。これらは私が実際にこの身で体験した出来事です。「中国ならありそう」と思う方もいると思いますが、実際に起こると結構怖いことです。

次回紹介する恐怖体験パート2は次の4つのお話しです。

  1. 真夜中の公安
  2. 寝台バス、真夜中の迷走
  3. 不可解に落とされた札束
  4. 背後からの殴打

パート2はパート1よりも怖かった出来事になりますのでお楽しみに。

実際に中国で体験した恐怖の出来事(パート2)

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