2022年7月1日より、更なる入国緩和が行われました。大きなポイントとしては、全ての入国者が入国後の強制隔離が廃止されました。
この記事では、タイに入国する為の条件や手順をご紹介していきます。
▼タイのコロナ関連の最新情報はこちら
タイ入国前にやること
お知らせ
2022年7月13日-更新-「7月1日入国分からコロナ対策の規制緩和」
2022年7月1日の入国分から以下の内容でのコロナ対策の緩和が決定されました。
今後の主な規制緩和の内容はこちら
- タイ国籍者・外国籍を含め、タイランドパス登録が不要に。(確定)
- マスク着用義務の緩和(混雑する屋内のみで、換気の良い場所でのマスク着用義務の撤廃)(確定)
- ワクチンの接種の有無に関わらず、入国後の強制隔離の廃止(確定)
- タイ全土のゾーン分がが全てグリーンに統一(予定)
【出発準備①】渡航条件の確認
ワクチン完全接種者(2回)の場合(2022年7月13日-更新-)
タイ到着後の隔離:不要
▼必要書類
- パスポート
- 査証(ビザ)※必要な場合「業務目的など観光目的以外は基本的に必要」
ThailandPass(タイランドパス)のQRコード2022年7月1日から不要- 医療保険証(最低1万USドル以上の治療補償額があること)
- ワクチン接種証明書
【観光目的での入国の場合の追加必要書類】
- 現金or資金:「10,000バーツ以上/一人」「20,000バーツ以上/一家族」
- 30日以内に出国する為の交通手段(航空券、電車、バス、船のチケット等)
ワクチン未接種者or接種未完了者の場合(2022年7月13日更新)
ワクチン未接種者・接種未完了者も、隔離が不要となりました。
▼必要書類
- パスポート(入国日6ヶ月以上)
- 査証(ビザ)※必要な場合「業務目的など観光目的以外は基本的に必要」
ThailandPass(タイランドパス)のQRコード2022年7月1日から不要- 医療保険証(最低1万USドル以上の治療補償額があること)
- 陰性証明書(出発前72時間以内のRT-PCR検査、または専門家実施の迅速抗原検査(ATK検査)
【観光目的での入国の場合の追加必要書類】
- 現金or資金:「10,000バーツ以上/一人」「20,000バーツ以上/一家族」
- 30日以内に出国する為の交通手段(航空券、電車、バス、船のチケット等)
査証/ビザの取得(必要な場合)
30日以内の観光目的での入国の場合、ビザは不要となりますが、
それ以外の入国の場合は、基本的にビザが必要となります。
【出発準備②】タイ行き航空券の手配
現在、日本〜タイ間のフライトの数は非常に少なくなっており、航空券の価格に関しても依然と比べると非常に高額なものとなっています。
運航本数も少ない為、スケジュールの確認など早めに行っておくようにしましょう。
▼成田〜バンコク
JL707便/JL708:毎日
JL717便/JL718:5/12,14,19,21,26,28
NH805便/NH806:毎日
TG643便/TG642:毎日
ZG51便/ZG50:毎日
XJ601便/XJ600:6/6~:月火木土
▼羽田〜バンコク
JL31便/JL32:毎日
JL33便/JL34:土
NH847便/NH848:毎日
NH849便/NH850:運休中
NH877便/NH878:運休中
▼中部〜バンコク
TG645便/TG644:月水木金日
▼関空〜バンコク
JL727便/JL728:運休中
TG623便/TG622:毎日
【出発準備③】ワクチン接種証明書の取得...ワクチン完全接種者の場合
上述の通り、ワクチン完全接種者で接種証明書を所持している場合、入国後の隔離が免除されます。
日本の市区町村等で発行したワクチン接種証明書は現在有効です
▼ワクチン証明書の規定
- 18歳以上:接種完了日から14日以上経過していること
- 単独渡航の6~17歳:最低1回接種で完全接種とみなす
- 保護者と渡航する17歳以下:未接種の場合でも保護者と同一の入国規定を適用する
【記載内容】
日本の市区町村等で発行したワクチン接種証明書は現在有効ですが、「氏名、生年月日、国籍、パスポート番号、ワクチン接種詳細の全回数分」などが記載されている必要があります。
原則的に紙版が推奨されていますが、マイナンバーカードを所持している場合、電子版ワクチン接種証明書も有効となり、詳細情報の画面のスクリーンショットを「Certificate of Vaccination or RT-PCR Result 欄」に添付します。
【有効なワクチンと接種回数】
「2回接種」
CoronaVac(Sinovac)
AstraZeneca(Vaxzevria, Covishield)
Pfizer-BioNTech(Comirnaty)
Moderna
COVILO(Sinopharm)
Sputnik V
Covaxin
Novavax / Covovax
Medigen
TURKOCAV / ERUVOC-VAC
「1回接種」
Janssen(Johnson & Johnson)
※完全接種者=ワクチン2回接種
【出発準備③】陰性証明書の取得...ワクチン未接種者・接種未完了者の場合
ワクチン未接種者や接種未完了者でも、出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書を取得すれば、タイ入国後の隔離が免除されます。
▼陰性証明書の要件
検査方法:RT-PCR検査
検査期間:出発72時間以内実施(例、6月10日13:00発のフライトの場合、6月7日13:00以降に受診)
医療機関:指定なし
証明書類:紙
記載言語:英語
記載事項:RT-PCR検査の結果及び、新型コロナウィルスに感染していない旨
提出場所:タイランドパス申請時、航空会社でのチェックイン時、入国手続き時
【出発準備④】タイランドパスの申請(2022.07.13-更新-)
2022年7月1日の入国分からはタイランドパスの申請は不要となっています。
必要書類
▼タイランドパス:申請フォーム
▼必要書類
【ワクチン完全接種者】※完全接種者=ワクチン2回接種
- パスポート
- 医療保険証(最低1万USドル以上の治療補償額があること)
- ワクチン接種証明書
【ワクチン未接種者・接種未完了者で、隔離免除を希望する場合】
- パスポート(入国日6ヶ月以上)
- 医療保険証(最低1万USドル以上の治療補償額があること)
- 出発前72時間以内のRT-PCR検査陰性証明書(ThailandPassへのアップロードが必要)
【ワクチン未接種者・接種未完了者】
- パスポート
- 医療保険証(最低1万USドル以上の治療補償額があること)
- 出発前72時間以内のRT-PCR検査陰性証明書(ThailandPassへのアップロードが必要)
- AQホテル(代替検疫施設)の予約確認書(5日分の予約、送迎費、現地での検査費を含むこと)
申請完了後は審査が開始され、「受付完了メール」と「6桁のアクセスコード」が発行されます。
審査は通常48時間以内に完了し、メールにて結果が通知されます。
審査に通った場合はQRコードが添付されています。
※QRコードは空港での入国手続きに使用します。
※アクセスコードは審査状況の確認や編集等に必要となります。
注意事項
▼日程変更
タイランドパスに登録した入国日の前後7日以内の場合、再申請が可能となりますが、新しい旅程をカバーする医療保険の証明書が必要となります。
この場合の審査も再度48時間ほど必要となります。
▼3回目接種について
2回目の接種で完全接種とされますので、3回目摂取は必須ではありません。
▼グループ渡航の場合(家族など)
原則一人一人、個人での申請が必要ですが、18歳未満の子供に関しては同伴する両親と一緒に申請が可能。
▼タイで乗り継ぎ(トランジット)の場合
24時間以内の乗り継ぎ、指定エリアをでない場合で、タイに入国しない場合は、タイランドパスの申請は必要ありません。
※入国扱いとなる乗り継ぎの場合は、タイランドパスの申請が必要となります。
※プーケットは8時間以内
▼陸路・海路で入国する場合
陸路:タイランドパスを申請します。
海路:大使館、領事館にてCOE(入国許可証)を申請します。
▼QRコードの提示ができない場合
携帯端末などを所持していない場合は、QRコードを印刷した紙を持参しましょう。
タイ到着後にすること
ステップ1:入国手続き
隔離免除者(ワクチン接種証明書所持者、陰性証明書所持者)の場合
▼「飛行機到着〜タイランドパスの確認」
飛行機から降機後、順路に従った進んでいくと、タイランドパスのQRコードの確認が行われます。
▼「体温検査」
体温検査が実施され、発熱の有無などが確認されます。
※PCR検査などはありません。
▼「入国審査」
通常の時期と同じく、パスポートを提示して入国審査が行われます。
▼「税関審査〜受託手荷物の受け取り」
受託手荷物を受け取り、税関審査を受ければ、入国手続きの完了です。
▼市内へ
タクシーや公共交通機関で市内へ移動が可能となります。
隔離措置の対象者(ワクチン接種証明書なし、陰性証明書なし)の場合
▼「飛行機到着〜入国審査〜受託手荷物〜税関審査
隔離免除者とは別の移動ラインで、入国手続きが行われます。
▼AQホテルサービスカウンターへ
▼ホテルへ移動
出口10番から外に出て、事前予約した車両にてホテルへと移動します。
▼5日間の隔離
ステップ2:通常の生活へ
一般生活を送ることが出来ますが、政府のコロナ対策の規定を守る必要があるので、最新の情報に注意しましょう。
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