新疆ウイグル自治区の旅行8日目。
【計画】
旅行として活動できる最終日。早朝にウルムチ駅に到着し、ホテルに行き荷物だけを預けた後に、新疆ウイグル自治区博物館で「楼蘭の美女」を見物し、その後は市内でいろいろと買い物したり、日本に持って帰る用のナンを購入する。
※前日のコルラの観光の記録はこちらをどうぞ。
【2019年】新疆ウイグル自治区・旅行記≪コルラ:罗布人村赛(ロプノール人村)、ボステン湖》
ウルムチ駅に早朝到着、ホテルに向う
【5時48分】定刻通りウルムチ駅に到着。
【6時10分】駅構内を出ると雨が降っている。市内に向うバスと探すが行きたい方面のバスがどこから出るのかよく分からない。こういう時はいつもの通り、とりあえず大体の方面があっているバスに乗って、百度の地図で現在地を確認しながら、目的地に近くになった時に下りることにする。
【7時44分】適当な場所でバスを降りたが、目的地のホテルまではまだまだ距離がある。そして雨は小雨に変わったが、気温が低く、持っている衣服を全て着ても寒い。
【8時15分】「锦江之星乌鲁木齐红旗路店」に到着する。さすがにかなり朝早いので、部屋には入れないと思っていたが、直ぐにチェックインをしてくれた。
登録上、明日のチェックアウト後の行程を聞かれたので、早朝にチェックアウトし帰国する旨を伝えると、「今回の予約は朝食付きなので、明日の分を今から食べたらどうですか」と、非常にありがたい提案をしてくれる。
【8時56分】部屋で荷物の整理を済ませ、食堂に向う。
一品一品の味は正直あまり美味しくなかったが、スタッフの親切な計らいと、暖かい飲み物が、冷え切った身体を暖めてくれる。
新疆ウイグル自治区博物館
【10時17分】新疆ウイグル自治区博物館に到着。今日はやることが多く、時間がないので、例外として今日の移動は全てタクシーと使うことにする。
新疆ウイグル自治区博物館は路線バスで来ることが出来る。
楼蘭の美女のミイラは今回は展示されていた。2011年に来た時は、他の博物館に出張中でいなかった。
写真撮影はフラッシュをたかなければ、撮影OKとのことだった。
他にも保存状態が非常に良好なミイラが複数展示されている。
博物館の中の展示物をじっくりと見て周っていると、気がつくと既に14時を過ぎていた。この後の行程に響くので、このあたりで引き上げることにする。
全てを完全に見て周るには丸1日を使うつもりでいなければいけないだろう。
民族料理、「骨头汤」「烤包子(サムサ)」を食べる。
ウイグル族の友人に教えてもらったおすすめの店に向うが、ウルムチは区画整理が進んでおり、あちこちで工事がされており、思うようにたどり着かない。
【14時50分】「原前进街党校烤包子店」に到着。この辺り一体は住民の大半がウイグル族のようで、店内もウイグル族が殆どであった。メニューはなくあるのは「骨头汤」「烤包子」の2種類のみ。店内は満席状態で他の客と相席で座る。
「骨头汤」が出てくる。スペアリブ風の骨付き肉、というよりも骨だが、見た目異常に食べる部分がない。向かいの席のウイグル族の真似をして、しゃぶるように骨にくらいつく。
スープも独特の香りがしており、日本人にはなかなかハードルが高い。
焼きたての烤包子(サムサ)が出てくる。これは最高!羊肉に抵抗がない人は誰が食べても美味しいだろう。
中はこんな感じ。
市内で馕(ナン)と食料品を買いあさる
【15時49分】新華書店に到着。かれこれ2時間程店内をうろうろするが、欲しかった新疆の歴史や言語に関する書物は置いていなかった。
因みに2011年の時点では沢山の新疆の歴史に関する書籍ややウイグル語に関する教材が置かれていた。
折角来たので、適当に中国語の学習用の教材を買って店を出る。
次は、日本に馕(ナン)を買って帰る為に、馕(ナン)の店を探しに行く。
肉屋と中国の国旗。写真を見てお気づきの方もいると思うが、噂の通り街の至る所に中国の赤い国旗が掲げられています。
お腹が空いたので、買い食い。
【19時02分】二道橋市場を通りかかる。折角なので見に行ってみる。
二道橋の傍は、出店に飲食街になっていた。
アイスクリームとヨーグルトを注文して、現金で支払いをしようとしたところで問題発生。
なんと、この出店街は全て現金での支払いが出来ず、全て微信での電子マネーでしか支払いが出来ないようなのだ。微信がないなら「プリペイドカードを買って余った分はいつでも返金も出来る」と言われたが、自分は旅行者で明日帰国すると伝えると、近くの店の店員が変わりに決済し、その金額分を現金で渡すことで、事なきを得た。
二道橋の近くにある「新疆民街」。廃れた雰囲気が漂っていた。
馕(ナン)のお店を数軒周り、沢山買う。馕(ナン)も地域によって味や触感が様々だ。ウルムチの市内の店で売られている物は、どれも硬めの印象だった。
一旦買いあさった馕(ナン)をホテルに置きに戻る。
ウルムチにも日本料理屋があった。
【22時03分】弊店1時間前の21時に大型スーパーに入り、食料品を買いあさる。レシートが見たことない長さになっていた。この後、買った品物をホテルに置きに帰る。
夕食はウルムチの夜市へ
【23時11分】万达广场の夜市に夕食を食べにやってきた。ここまでのタクシーの運転手曰く、ここ数年ウルムチの夜市は政府によって制限されており、今年から再開されたとのことで。、
来たのが遅すぎ為、弊店作業中の店が多かったので、とりあえず烤鱼と烤肉を注文する。
【01時00分】ホテルに戻り買いあさった品物を鞄につめていく。終わったのは2時を回っていた。
朝の7時15分の飛行機で日本に戻るので、4時にはホテルを出なければいけない。2時間程しか仮眠できないが、ひとまず寝ることにする。
明日はとうとう日本に帰国する。