春の新疆ウイグル自治区の旅行10 日目は山東航空SC8825便でウルムチから青島経由で関西空港へと帰国します。青島空港での乗り継ぎの流れを実際の写真つきで紹介していきます。
前日のウルムチ市内観光の記事はこちら
【2019年】新疆ウイグル自治区・旅行記≪ウルムチ:新疆ウイグル自治区博物館・夜市・市内観光
フライト情報
■山東航空 / SC8825便
- ウルムチ「07:00」発 → 青島空港「11:45」着 ※飛行時間:4時間45分
- 全員飛行機から降りる。※機内持込手荷物は持って降りる。預入荷物の受け取りは不要
- 係員より乗り換えカードを受け取る
- 出国審査&保安検査
- 再度飛行機に乗る
- 青島空港「13:10」発 → 関西空港「16:20」着 ※飛行時間:2時間10分
SC8825便でウルムチから青島経由で関西空港へ
【05時22分】SC8825便のチェックインが始まる。
早朝は、空港へのリムジンバスもなく、流しのタクシーが捕まるか分からなかったので、前日ホテルのフロントでタクシーを依頼しておいた。こういう場合、大抵白タクなので料金トラブルのないように乗車時に再度、料金確認を行うようにしよう。
保安検査を終えて、搭乗手続きを待つ。アナウンスは中国語・ウイグル語・英語の三種類で放送されていた。
【6時29分】搭乗手続きが始まる。
飛行機へと乗り込む
もうすぐ夜が明ける。
【7時27分】離陸して雲を抜けると雲海の向こうに朝日が見えていた。
機内食まで時間がかかりそうだったので、空港で買ったヨーグルトを食べる。
窓の外には雲海が広がっている。昨日は殆ど寝ていないので、機内食までは少し眠ることにする。
【9時50分】やっと機内食が配られた。
質素な内容。食べた後は、また眠りに落ちた。
【11時30分】青島の市内が見えてきた。
もう直ぐ着陸。
青島空港で出国審査
【11時38分】定刻通り青島空港に到着。
一度全員飛行機から降りる。
飛行場内に入った時点で、行きと同様に係員が関空まで行く乗客を集めている。そして、また乗り継ぎカードを渡される。
全員そろった段階で、係員の誘導のもと出国審査へと向う。
【12時22分】出国審査を終えて、搭乗ゲートに下りると既に搭乗手続きが始まっていた。
搭乗口から飛行機まではバスでの移動となる。
乗車すると直ぐに発車した。このバスには青島から乗ってきている乗客も混ざっており、日本人の割合が一気に増えた。
再度、同じ飛行機へと乗る。座席位置も同じである。
関西空港へ
【12時55分】定刻通り離陸の最終準備に入る。
次に踏む地は日本だ。少し寂しさが込み上げてくる。
離陸後、一気に高度を上げ、程なくしてベルト着用サインは解除された。
【13時37分】国内線に比べると随分早く機内食が配れた。それもそうか、国内線は4時間45分の飛行時間だったが、国際線の2時間10分しかない。
パンとマフィンは国内線と同じで、ご飯の具材が少し違う。特に文句はないが、機内食はもう少し頑張って欲しい。
【13時54分】眼科にはまだ中国が見えていた。
海岸に打ち付ける波が綺麗に見えていた。
【14時49分】目が覚めると、雲海が広がっていた。
【15時07分】雲の下におりると、そこは日本。
【16時23分】関西空港に到着。
飛行機を降りて入国審査上へと向う。
預け入れ荷物を受け取り、税関審査を受けて、関西空港を後にした。
自宅までは安くつけるために在来線で帰る予定だったが、大きくて非常に重い鞄を持って、混雑する在来線に乗ることは不可能に近かったので、素直に特急列車に乗って自宅へと向った。
社会人として異例の10日間の休みをフルで使い、新疆ウイグル自治区を旅してきた。
2011年に訪れた時とは"町並み、人、情勢"全てが変わっており、驚きの連続の10日間だった。今後も情勢は変わり続けていくであろう。
普通の旅行をしていれば、旅行者に身の危険がおよぶことはないが、制限された地域で窮屈な旅行となるの必至。
しかし、それでも"また行きたい"と思わせる魅力が新疆には広がっている。