航空券・旅行会社

行きと帰りで航空会社が違う場合の注意点

 

基本的には往復同じ航空会社となるのが基本ですが、ネットで検索すると行きと帰りで航空会社が違うというチケットが出てきたり、旅行会社から案内される場合もあります。購入にあたって、留意して置かなければならない注意点がありますので、案内していきます。

行きと帰りで航空会社が違うチケットとは

基本的には往復共に航空会社を統一することが基本になるのですが、フライトの組み合わせ上、次のようなケースとなる場合があります。

  • 行きと帰りで航空会社は違うが1枚のチケットの場合
  • 行きと帰りでそれぞれ片道ずつのチケットの場合

どちらかのパターンであっても、販売されている以上、搭乗に問題はありませんが、天候や航空会社の都合によりフライトキャンセル等により、どちらかのフライトが欠航になった場合、注意が必要です。

少しややこしいですが、見ていきましょう。

パターン1:行きと帰りで航空会社は違うが1枚のチケットの場

【例】

往復チケット

行き:〇〇航空 / 日本~韓国

帰り:△△航空 / 韓国~日本

発券航空会社:△△航空

出発前に〇〇航空がフライトキャンセルとなった。

この場合、”振り返え”または”払い戻し申請”のどちらかを行いますが、基本的には発券航空会社である”△△航空”に手続きを申請します。

ここですんなり事が進めばいいのですが、最悪のケースの場合、、、、

△△航空:「欠航になったのは〇〇航空ですので、〇〇航空に申し出て下さい。」

〇〇航空:「チケット発行は△△航空ですので、こちらには権限がありません。」

各航空会社が処理をたらい回しにするのです。

勿論、すんなり進む場合もあるのですが、起こりうるケースとして頭に入れておきましょう。

パターン2:行きと帰りでそれぞれ片道ずつのチケットの場合

【例①】

片道チケット

行き:〇〇航空 / 日本~韓国

片道チケット

帰り:△△航空 / 韓国~日本

出発前に〇〇航空がフライトキャンセルとなった。

パターン1と違い、それぞれ利用航空会社と発券航空会社が同じなので、フライトキャンセルになった 〇〇航空は規定通りに手続きを行ったくれます。

しかし、問題は△△航空のチケットです。

片道ずつ完全に別のチケットとなっているので、△△航空の分は一切の保証が有りません。

〇〇航空の振替で無事に目的地に到達できればいいのですが、旅行自体を取りやめた場合、△△航空の払い戻しを受けることは出来ません。

この様なケースは次の様な場合にも発生します。

【例②】

同日中に日本から韓国経由でモンゴルに行く

日本~韓国:〇〇航空 / 片道チケット

韓国~モンゴル:△△航空 / 片道チケット

出発前に〇〇航空に大幅な遅延が発生し、△△航空に乗れなかった。

こちらも上記と同様、片道ずつ完全に別のチケットとなっているので、△△航空の分は一切の保証が有りません。

まとめ

航空会社が別の場合、全てにおいて起こるわけではありませんが、起こりうる可能性として注意しておきましょう。

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