「往路を使わなくても復路は使える? 」について解説していきます。
早速結論ですが、何かしらトラブルで行きの飛行機に乗らなかった場合、帰りのチケットは無効になります。
航空券は航空券に記載されている旅程通りに使用していかないと次の飛行機には乗れない規則となっています。
使用出来なくなるケースとその対処法を紹介していきます。
行きを使わなかった場合
【旅程】
- 12/12、日本~タイ
- 12/15、タイ~日本
12月12日の飛行機に乗り遅れてしまいました。
もしも、行きだけ別のチケット買ってタイに行ったとしても、帰りのチケットを使うことは出来ません。
【対処方法】乗り遅れた日本~タイのチケットを次のフライトに変更し搭乗すれば、帰りのチケットを使用することが出来ます。但し、変更出来るかどうかは、航空券の規則や販売元の旅行会社の規定により異なるので、変更事態が出来ない場合もあります。
一部のフライトを使わかった。
【旅程】
- 12/12、日本~ハノイ
- 12/15、ハノイ~ダナン
- 12/18、ダナン~日本
12月15日の飛行機に乗り遅れてしまった為、別でチケットをかったダナンまで移動した。
こちらもパターン1と同様で、このままでは帰りの飛行機に乗ることは出来ません。
【対処方法】 使わかった区間を含め、旅程の変更手続きをすれば、帰りのチケットを使用することが出来ます。
但し、変更出来るかどうかは、航空券の規則や販売元の旅行会社の規定により異なるので、変更事態が出来ない場合もあります。
行きの飛行機が欠航になった。
【旅程】
- 12/12、日本~タイ
- 12/15、タイ~日本
12月12日のフライトが欠航となったので、急ぎ別のチケットを買ってタイに行った。
【対処方法】
現地に到着後、早急に「行きのフライトが欠航の為使用しなった旨」を説明し復路を使えるようにしなければなりません。この場合は、航空会社の都合の為、殆どの場合、復路を使用することが出来ます。申請先は現地航空会社または購入元の旅行会社に依頼します。この際に証明書を求められる場合がありますので、「欠航証明書」と「行きに使用した搭乗券の半券」を必ず用意しておきましょう。
残念ながら別で購入したチケット額が航空会社から返金されるということはありません。(※海外旅行保険に加入している場合、プランによっては保証される場合がありますので、保険会社に確認してみるといいでしょう。)
色々と手続きが面倒になるので、時間的な余裕がある場合は、最初から搭乗予定だった航空会社に振替をしてもらうのが望ましいです。