査証(ビザ)

中国ビザの申請方法(個人or旅行会社)

日本人の場合、中国へ観光目的で15日以内の滞在であればビザなしで滞在が可能ですが、15日を超える場合は、ビザが必要になります。

今回はビザ申請の方法や注意点について紹介していきたいと思います。

 

申請の仕組み

中国ビザの申請は、以前は直接中国大使館・領事館にて直接受付されていましたが、現在はすべて「中国ビザ申請センター」にて受付されることになっています。

自分で申請

「個人」→ 「中国ビザ申請センター」→「大使館・領事館」

旅行会社に依頼

「個人」→「旅行会社」→ 「中国ビザ申請センター」→「大使館・領事館」

 

では、それぞれメリット・デメリットを見ていきましょう。

自分で申請する場合

【メリット】

・費用が安くつく

航空券と同じで自分で手配すれば旅行会社の仲介手数料もかからないので、安くつきます。

・所要日数が短い

審査が全て順調に進んだ場合、旅行会社を通さない分、最短の日数で受け取りする事が出来ます。

【デメリット】

・書類に不備があると訂正が必要となり、結果的に時間がかかる。

・書類の作成方法や、訂正内容が分からない。

旅行会社に依頼する場合

【メリット】

・事前の書類チェックにより、スムーズに申請が通ることが多い。

これが旅行会社を利用する最も大きなメリットになります。

仲介手数料はかかりますが、事前に書類をチェックして貰えるので、急な審査基準の変更がなければ、1回で申請が通る可能性が高くなります。

勿論、個人で申請する場合でも、中国ビザセンターのスタッフが訂正が必要な箇所を教えてくれますが、結果的に分からなかったりしても、自分で解決しなければいけません。

【デメリット】

仲介手数料や送料がかかる

代理申請となるので、仲介手数料と返送用の送料が必要になります。

・日数が+23日かかる

郵送でやり取りする場合、”旅行会社に書類を送る日数”と”返送されてくる日数”がかかるので、出発日が近い場合はスケジュールに注意が必要です。

旅行会社に頼むかどうか

【費用と手間を比較する】

中国ビザ申請センターは日本に「東京」「名古屋」「大阪」の3箇所しかありませんので、

個人で申請する場合、交通費だけで往復1,000を超える場合も多く、申請と受け取りで最低でも2往復必要になります。

その為、遠方の場合や書類の不備等で再申請が必要になった場合は、旅行会社に頼むほうが安い場合もあります。

【旅行会社の見極め方】

旅行会社に依頼する場合は、代行手数料を取られるので、サービスが手数料に見合っていなければいけません。

- ポイント -

分かりやすく説明してくれるか

ビザの種類によっては普段聞いたことがない名前の書類もあるかもしれません。

必要な書類名だけを列挙して案内してくるようでは、自分でネットで見るのと変わりません。

見本や分かりやすい説明がないと依頼するメリットがありません。

[重要!]しっかりと書類の事前確認をしてくれるか。

これが一番重要です。

一見、簡単に見える申請用紙や各種書類も、実際には訂正が必要な項目や、そのまま出すと却下される箇所が沢山あります。

近年の傾向として1度申請にひっかかると、次の申請はより厳しくなります。

こうなってしまうと、申請者、旅行会社ともに非常に面倒なことになるので、ちゃんとしている旅行会社であれば、申請が1回で通るように事前に厳しくチェックしてくれます。

逆に「必要書類だけを伝えて、確認もなく申請に持っていき、却下されたらその旨をお客に伝える」なんて旅行会社は駄目です。

注意事項をしっかりと説明してくれるか。

近年、中国ビザは申請が非常に厳しくなっています。また、中国ビザ申請センターを間に挟むようになった関係上、費用面でも以前と少し変わってきています。

申請が予定通りに上手く進まなかった場合の免責事項や注意事項等を、事前にしっかり説明してくれるかどうかもまた重要なポイントとなります。

全て代行=危険。

たまに”全て代行してくれる”という旅行会社がありますが、これはよくありません。

公に代行してよい書類と、グレーゾーン、禁止されているレッドゾーンまでありますが、レッドゾーンにまで手を出してお客を獲得しようとする旅行会社は避けた方がよいでしょう。

旅行会社はあくまでも「書類の作成を最大限サポートする」に過ぎないということを覚えておきましょう。

申請時の注意点

中国ビザの申請は年々非常に複雑に、且つ書類の審査が非常に厳しくなってきています。

それに加えて申請規則も頻繁に変更となります。

その為、スケジュールには必ず余裕を持って申請するようにしましょう。

まとめ

自分で申請するか、旅行会社に依頼するか迷った時は、

  • 費用と手間を比較する
  • 旅行会社を選ぶ際は、回の申請で通るように最大限サポートしてくれるか。を見る
  • スケジュールには必ず余裕を持って申請しよう。

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