中国料理いうとどんな料理を思い浮かべますでしょうか?餃子、チャーハン、北京ダック、四川料理、広東料理、、、、こんなところでしょうか?
勿論、これらも中国料理ですが、今回は実際に中国に旅行に行った際に、よく目にする料理や、地元民もよく食べている料理の中から、おすすめの料理をコメント付きで紹介していきます。
おすすめの中国料理
主食・米料理
孜然羊肉盖浇飯
中国の食堂等で良く目にする「○○盖浇飯」という料理。炒めた肉や野菜を白ご飯の上に乗せた料理で、「西红柿茶鸡蛋盖浇飯」「葱爆羊肉盖浇飯」「红烧牛肉盖浇飯」など、店により沢山の種類がある。
西北料理を取り扱っている「蘭州拉麺」という看板の店で食べれることが多い。昼ご飯にちょうどいい。
オススメ:★★★★☆
ポイント:日本では見かけない、本場の庶民の味。
炒飯
日本での馴染みのあるチャーハン。しかし、実際は日本のチャーハンよりも”あっさりめ”であることが多く、ホテルの朝食(バイキング)に並んでいたりもする。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:味に大きなインパクトはないが、初心者でも安心して食べられる料理。
おかゆ
中国の朝食と言えばおかゆ。ホテル、露天、食堂、いろいろな所で朝食の時間帯に並んでいる。日本のおかゆよりも米粒は小さめ。
オススメ:★★☆☆☆(好みによる)
ポイント:おかゆと言えど、好みが分かれる。少し食べてみてからのお代わりがベター。
麺類
新疆拌面
ラグメンという手打ち麺の上に炒めた肉や野菜を乗せた麺料理。
新疆以外でも、西北料理を取り扱っている「蘭州拉麺」という看板の店で食べれることが多い。昼ご飯にちょうど良い。
西紅柿炒鶏蛋盖浇面
中国の食堂等で良く目にする「○○盖浇面」という料理。炒めた肉や野菜を手打ち麺の上に乗せた麺料理。「○○拌面」と呼ばれることもある。「西红柿茶鸡蛋盖浇面」「葱爆羊肉盖浇面」「红烧牛肉盖浇面」など、店により沢山の種類がある。
西北料理を取り扱っている「蘭州拉麺」という看板の店で食べれることが多い。昼ご飯にちょうどいい。
オススメ:★★★★☆
ポイント:店や地域により"つゆだくだったりと、形態が様々。庶民の味。
炒面
日本で言うところの焼うどんに近い料理。拌面や盖浇面のような物から、写真のような「名もなき屋台の炒面」まで地域より形態は様々。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:中国には名も無き炒面が多いので、地元の味として食べてみるのも楽しい。
刀削麺
山西省の名物料理。名前の通り、面を削るようにしながら鍋に落として茹で上げた麺料理。写真の刀削麺は1本1本が少し長めだが、もう少し短い場合が多い。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:イメージ程のインパクトはなく、1度食べたらしばらくは満足する。
米線
一人用の鍋の中に面と野菜が一緒に入って熱々で出て来る麺料理。地域により形態や味に違いがあることが多く、少し脂っこい場合もある。寒い夜に食べると温まる。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:何度か食べると飽きる料理だが、時間経つと恋しくなるタイプ
牛肉面
中国を代表する麺料理の一つ。比較的薄味のスープの麺料理で、少しの牛肉や卵が乗っていることがある。
西北料理を取り扱っている「蘭州拉麺」という看板の店で食べれることが多い。昼ご飯にちょうどいい。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:初めて食べると薄い出汁とコシの無い麺に微妙な反応になるが、拌面に飽きた時に食べたくなる。
餃子
日本で餃子というと焼き餃子が一般的だが、中国で餃子と言えば”水餃子”。写真の様にスープと一緒に出て来ることも多い。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:1人前の量が結構多いので、注文時は主食と重ならない方が良い。
炒め物
西紅柿炒鶏蛋
トマトと卵を炒めたシンプルな料理で、中国では塩味風味が多いが、砂糖の甘みが効いている場合もある。
オススメ:★★★★☆
ポイント:中国料理に不慣れな日本人でも題なく食べらる料理。日本での再現も簡単。
葱爆羊肉・牛肉
葱と羊肉(牛肉)を炒めた料理。中国全土で目にすることが多い。
オススメ:★★★★☆
ポイント:白ご飯が欲しくなる、解説不要の一品。
地三鮮
ジャガイモ、ナス、ピーマンと油に潜らせて、痛めてた料理。もともとは東北地方発祥の料理だが、その他の地域で目にすることも多く、形態や味に違いがある。
オススメ:★★★★☆
ポイント:日本の中華にあるようでない風味の料理。発祥地である東北地方の地三鮮は一品。
新疆大盘鶏
新疆を代表する料理の一つ。鶏肉とジャガイモと唐辛子を炒めた料理。
新疆以外でも、西北地方の料理を取り扱っている店で食べらることがある。
こちらの記事で詳しく紹介していきます。
糖醋里脊
豚肉に衣をつけて油で揚げた後、甘酢で絡めた料理。中国全土で食べることが出来る。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:案外量が多いので、他の料理の数と調整が必要。
魚料理
中国での魚料理と言えば写真のように大きな魚が丸々一匹で出て来ることが多く。スープ形式で出されることが多く、臭み消しの為か、辛い物が多い。また非常に大きく料金も高いので、大人数の場合がおすすめ。
オススメ:★★☆☆☆
ポイント:日本人の好みに合わないことが多いので、迷った時は注文しない方が良い。
冷菜
冷えたトマトをスライスして、砂糖を振りかけただけのシンプルな料理。夏の時期や胃もたれしている時に丁度いい。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:中国らしさは低いが、冷菜の中でも癖のない一品。
鍋料理
火鍋
中国の鍋料理といえば火鍋。日本でも火鍋の店は見かけることが多いだろう。火鍋は辛いイメージが多いが、本場の中国でも辛くてないスープも選べるので心配ない。中国に行ったら1度は食べてみたい。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:基本はスープを決めて具材は1人前づつ注文するスタイルなので、少人数でも問題ない。
砂鍋
一人用の土鍋に野菜や面が熱々の状態で出て来る料理。店によっては、入れる野菜や具材を選べるところもある。
オススメ:★★★★☆
ポイント:日本では見かけない鍋料理。寒い日はおすすめ。
屋台&軽食
臭豆腐
臭いが食べると美味しいことで有名な臭豆腐。実際に食べてみると、確かに口の中に入れた途端、臭いは気にならない。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:中国好きと豪語する人は是非食べてみべし。
ザリガニ
ザリガニを油たっぷりの鍋で唐辛子と一緒に炒めた料理。料理と一緒にビニール袋を渡されるので、手で殻を剥きながらしゃぶるように食べる。見た目ほど臭み等は無いが、辛く身も非常に小さいので、美味しさよりも労力の方が大きく、味わいよりも食べたことへの満足感の方が大きい。
夜市や屋台でよく目にするが、初めて見た時は衝撃を受ける。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:特別美味しい訳でもないが、一度食べると癖になる一品。
糖饼・馅饼
甘い糖饼と塩気の効いた馅饼の2種類がある。おやつとして丁度いいが、朝食としても食べられている。
パンによっては、表面が油っぽいものもある。
オススメ:★★★★☆
ポイント:小腹が空いた時にベストな一品
巻いて焼いた奴
ソーセージや卵等、好きな具材を選ぶと、クレープのように鉄板の上に薄く伸ばして焼いた生地に、ソーセージや卵等、好きな具材を選び、薄い生地で包んで食べる料理。外側の生地が薄くパリッとしているが、中はジューシーな具材と相まって美味しい。
朝、街中に屋台として出ていることが多く、朝食に丁度いい。
オススメ:★★★★☆
ポイント:どこでも見かける訳ではないので、見つけた時が狙い目。
肉夹馍
炙った円形のパンに切り込みを入れ、その中に、肉や玉ねぎ野菜の細切り等を挟んだもの。店により入れる具材を選べることが多い。
小腹が空いた時や、食べ歩きにピッタリ。
オススメ:★★★★☆
ポイント:トルコ系に近いのと、中華系に近いものと、2種類ある。
タピオカ
日本でも話題のタピオカジュース。中国では非常に多く、色々な種類の味や飲み方があるので、是非試してみたい。
オススメ:★★★★☆
ポイント:甘いのが苦手な場合は、砂糖抜きも選べる
弁当
駅弁
車内販売の弁当。大体20元前後と割高だが、滅多にない機会なので、鉄道に乗った際は、是非食べてみたい
オススメ:★★★★☆
ポイント:「お金よりも思い出優先」の人におすすめ。
コンビニ弁当
最近は中国でもコンビニ(便利店)が増えてきており、コンビニ弁当も売られている。中国のコンビニ弁当がどんなものか、気になる人は思い出作りにどうぞ。
オススメ:★★☆☆☆
ポイント:味は正直しれている。思い出として楽しむ。
インスタント・ファーストフード
カップ麺
中国のカップ麺の王道は康师傅は中国のスーパーではどこでも売っているので、1個くらいは食べてみてはいかがでしょうか。
裏の原材料に注意すれば、日本にお土産として買って帰ることもできる。
オススメ:★★★★☆
ポイント:日本に帰ってから食べると、懐かしい。
中国のインスタントの焼きそばを食べてい見るのも良い。
オススメ:★★☆☆☆
ポイント:日本の焼きそばと、つい比べてしまう。
マクドナルド・ケンタッキー
中国に来てまでマクドナルドか。と思うかも知れないが、胃袋が満たされない時に食べてみるといいだろう。
因みに、中国ではマクドナルドよりもケンタッキーの方が圧倒的に多く、フライトポテトにはケチャップが付いてくる。
オススメ:★★★☆☆
ポイント:公式の店で、中国らしい味(辛い)のハンバーガーが売られている。
新疆料理・ウイグル料理
新疆料理・ウイグル料理については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したのは、中国料理のほんの一部に過ぎません。載せてない料理もまだまだ沢山あります。
本場の中国料理は日本人が思っているよりも食べやすいものの多いので、是非中国に行った際は、先入観を捨てて、思う存分”食”を楽しみましょう。