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航空券&旅行業界の専門用語一覧(入門編)

専門知識2

旅行業界では様々な専門用語を使って日々業務が行われています。今回は数ある航空券に関する専門用語の中から、初級編として、一般の旅行者の人が目したり聞いたことある用語を紹介していきます。

少し難しい上級編は以下の記事で紹介しています。
航空券の業界用語一覧(上級編)

目次

航空券&旅行業界の専門用語一覧(入門編)

ア行

アウトバウンド

自国から海外にいく旅行のこと。(日本人が海外へ行く事)

反対に外国人が日本に旅行に来ることをインバウンドという。

 

アップグレード

エコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラスのように、実際に購入した座席クラスから上のクラスへグレードを上げること。

アライアンス

スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールドなどがあり、航空会社間の連合組織のことで、同一アライアンスにおいてはコードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れなど実施されている。

インバウンド

外国人が日本に訪れてくる旅行のこと。反意語:アウトバウンド

ウィンドウシート

窓側の席のこと

運賃

ノーマル運賃、公示運賃、IT運賃の3種類が基本

エコノミークラス

ファースト、ビジネス、エコノミーの内、飛行機の最下層クラス。

オンシーズン

気温や天候が穏やかで旅行に適した気候で、航空券やホテルなどの料金が高騰する時期のこと。こ

オンラインチェックイン

搭乗手続きの方法の一つ。航空会社のホームページで搭乗手続きができるサービス。基本的に搭乗の24時間前~72時間前から出発の1時間前~2時間前頃までの間に行うことが出来る。

オーバーブッキング

過剰予約の事。航空会社がキャンセルの発生を見越して多めの予約を受けつけ、予想が外れて飛行機の実際の座席数よりも乗客数の方が上回ってしまう時に発生する。

 

カ行

機内持込手荷物・キャリーオン

機内に持ち込める手荷物のこと。単純に手荷物という場合、受託荷物、機内持込の両方を指す。

キャビンクラス

ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの座席種類のこと。

空港コード

空港につけられている、アルファベットからなるコードのことで、基本的には3文字からなる3レターコードが一般的。「eチケットお客様控え」にもこの3レターコードで記載されている場合がある。PEK=北京、PVG=上海浦東、等。

業務渡航

海外出張や学会など、観光目的とはことなる渡航のこと。

空港税

世界各地の空港を到着または経由する場合に支払わなければならない税金のこと。航空券の購入時にまとめて徴収される事が殆どだが、一部の航空会社や路線では、現地にて別途支払いが必要な場合がある。

経由便

経由便とは、飛行機が目的地へ向かう途中で別の地点に立ち寄り、乗り換えもせずに同じ便名で目的地に向かうフライトを指す(※フライトによっては一度飛行機から降りる場合もある)。乗継便と異なり、時間も短い為、空港外に出ることはできない。

通常は1便名に1区間だが、経由便では複数の区間が同一便名につながっていることがある。e-チケットにも詳細が反映されないことが多く、直行便と勘違いすることもあるため注意が必要

 

検疫

検疫とは、伝染性疾患に感染する恐れのある人や動植物、物品を特定の地域で隔離し、移動を制限する衛生管理のことです。これには、無害化のための治療や消毒、廃棄などの防疫措置が含まれ、輸出入される動植物や食品も一定期間隔離され、伝染病の病原体に汚染されていないか確認されます。

 

コミッション

航空券やホテル、パッケージツアーを販売した際に、旅行会社がもらえる手数料のこと。

しかし、昨今コミッションが無い航空会社が増えてきている。

 

コードシェア便

一つのフライトに複数の航空会社の便名をつけて運行及び販売することである。コードシェア便のチェックインは実際に運航する航空会社のカウンターで行う。

 

 

サ行

サマータイム

日照時間が長い夏の期間に時刻を1時間早めることで、時間を有効利用を図ろうとする制度で、主にヨーロッパや北米、オーストラリアやニュージーランドなど行われている。国によりサマータイムの期間に違いがあるが、北半球で概ね3月末から10月末頃、また南半球で10月から2月頃が設けられる。

サーチャージ

航空運賃に加えて旅客に付加される徴金のことで、空港税、空港使用料(旅客サービス施設使用料)、航空保険特別料金などがある。

 

シェンゲン協定

シェンゲン協定は、ヨーロッパの国家間において 国境検査なしで国境を越えることを許可する協定である。 1997年に署名されたアムステルダム条約ではシェンゲン協定を欧州連合の法として取り入れた。 シェンゲン協定によって国境検査が撤廃された区域は 2008年12月以降で25のヨーロッパの国に広がっている。

 

出国税

出国者に対し課税される税金。日本においても国際観光旅客税(出国税)として日本出国時に1,000円が必要。尚、日本の出国税は航空券購入時のサーチャージに含まれている。

 

周遊航空券(Circle Trip)

周遊航空券(Circle Trip)とは往復航空券に訪問エリアにおける移動の際の航空券が含まれている航空券、3箇所以上の複数の都市を航空機で乗り継ぐことができる航空券である。

単純往復航空券が1都市しか滞在できないのに対して、周遊航空券は複数の都市に滞在することができ周遊チケットとも呼ばれる。 往復航空券と別の区間の交通手段(鉄道やレンタカーなど)を組み合わせるよりも、まとめて周遊航空券で買った方が安くなる場合もある。

 

小児運賃

旅行開始日当日の年齢が2歳以上12歳未満で座席を使用する旅客の運賃のことで、基本的には大人運賃の75%になるが、航空会社により小児運賃を設定していない場合もある。

 

シーズナリティ

航空券は季節や時期によって価格が大きく変動する。これをシーズナリティと呼び、年末年始やゴールデンウイークなど旅行者が多い時期は価格が高くなり、閑散期など少ない時期は安くなる。

最近ではシーズナリティを設けない航空会社もあり、いつ出発したとしても同料金の航空会社も多い。

 

シートアサイン

事前座席指定のこと。

シートピッチ

前方の足元の空間の事で、座席の横幅ではない。

 

受託手荷物/Checked Baggage

手荷物の内、スーツケースなどチェックインの際に貨物室に預け入れる荷物のこと、各航空会社や路線、利用クラスなどで受託手荷物の許容範囲が異なる。

反対に、機内に持ち込む手荷物を「機内持込手荷物=Carry-on Baggage」という。

 

スターアライアンス

3大航空連合 (アライアンス)  の一つ。他にスカイチーム、ワンワールドがある。

加盟航空会社は、エア・カナダ、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザ・ドイツ航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス・インターナショナルエアラインズ、TAPポルトガル航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空、USエアウエイズ、アドリア航空、ブルーワン航空及びクロアチア航空など28社。

加盟航空会社間でのマイレージサービス  や各種エアパス の発行などがある。

 

スペシャルミール

宗教的、民族的、健康上等の理由による特別機内食のこと。「チャイルドミール」「イスラムミール」「ベジタリアンミール」「低コレステロールミール」「低カロリーミール」など様々だが、航空会社や路線により適応の有無がある。

 

スルーチェックイン

乗り継ぐフライトで目的地まで向かう旅程で、最初のチェックイン時に乗継便のチェックインも同時に済ませること。経由地の空港で再度、チェックインをする必要が無く、 受託荷物もスルーバゲージとなり、経由地点で取り出しの必要もない。但し、同一航空会社か提携航空会社同士ではないと適応されず、同一航空会社であっても、空港の指定があることが多い。

 

正規割引航空券

利用条件に各種制約を設ける代わりに、割安な料金で販売されている航空券のこと。

 

タ行

ターンテーブル

到着空港で受託荷物が流れてくるベルトコンベアーのこと。英語でbaggage carouselと呼ぶ。

ダウングレード

予約クラスしているクラスよりも低いクラスに搭乗すること。この場合交換発行または、ダウングレードスタンプ処理(空港ハンドリングのみ)により、旅行終了後に払い戻しを受けることができるが、中国系航空会社など、許可されていない航空会社も存在する。

 

チャーター

チャーター便は定期便と異なり航空会社が貸切で旅客の要望に合わせて運行している臨時便のこと。団体旅行客のために行われることが多い

超過手荷物料金

受託手荷物許容量のサイズ・重量を超えて預け入れる際に必要な費用。

 

直行便

出発地からノンストップで目的地まで向かうフライト

直行便以外に、経由便、乗り継ぎ便がある。 近年は旅行の多様化や国際貨物の発達で、旅客や貨物の目的地が、各国の首都や経済中心都市とは限らなくなり、「直行便」よりも乗り継ぎが経済合理性にあう面も見られるようになった。 また、ハブ空港を設定し、乗り継ぎによる路線多様化の維持をする航空会社も増えたため、「直行便」の意味も変化しつつある。

 

デポジット

預かり金、保証金のことで、航空券やホテルなどを予約時やチェックインの際に、支払いの保証として先に一定額の金額を支払う。

ホテルによっては宿泊代金を支払い済みであっても、チェックイン時に別途デポジットを仮払いする場合があり、これはチェックアウト時に不足金や室内の破損が無ければ返金される。

 

都市コード

都市につけられている、アルファベットからなるコードのことで、基本的には3文字からなる3レターコードが一般的。「eチケットお客様控え」にもこの3レターコードで記載されている場合がある。但し、同一都市内に複数の空港がある場合には、都市コードと空港コードが異なる場合がある。例:北京=都市コードはBJS、空港コードはPEK、等。

 

トランジット

目的地に行くまでに途中で燃料や食料を補給する目的で、一時着陸し、再び同じ飛行機で目的地に向かうこと。

 

ナ行

燃油サーチャージ

飛行機のガソリン代のこと。定期的に改訂され、料金も変動する。

ノーマルチケット(普通運賃)

航空券の中で割引なしの正規運賃の航空券ことで、非常に高額だが航空会社の手数料なしで変更や払い戻しが出来ることが多い。

 

ハ行

発券期限

航空券の仮予約をしから、正式に発券しなければならない期限のこと。この発券期限は、航空会社のコンピューターが自動的に算出し、旅行者に通知される。中国系航空会社の場合、短ければ数時間、平均2~4日が多く、長いもので1週間。

ハブ空港

周辺地域を代表する多くの路線を持つ大きな空港。日本の関西空港や成田・羽田空港、中国では北京、上海、広州等がある。

払戻手数料

キャンセルチャージ・リファンド手数料とも呼び、航空券の発券後キャンセルになった場合に航空会社に支払う手数料のこと。旅行会社で購入した場合、別途指定の手数料がかかる。

 

バウチャー

航空券の引換え証やホテルの宿泊料払い込み証明書のこと。

 

ビザ(査証)

外国人が対象国に入国にする際に、必要な入国許可申請証明のこと。ビザの要否はパスポート所持者の国籍と対象国の関係により異なる。

また、渡航目的が旅行が商用かで変わってくる場合も多く、規定は頻繫に更新される為、最終の情報は必ず確認しなければならない。

 

ビーガン

完全菜食主義者のことで、ベジタリアンとは対象が異なる。

  • ベジタリアン:肉・魚は食べないが、卵は食べる場合もある。
  • ビーガン:完全菜食主義者で、肉・魚は勿論、卵も食べない。

機内食を指定する場合は、提供されるサービスが希望と一致しているか注意が必要。

 

ビジネスクラス

エコノミークラスとファーストクラスの中間に設定されているクラス。

ファーストクラス

航空機の中の最上級クラスのこと。

フルサービスキャリア

通常の航空会社のこと。ファースト・ビジネス・エコノミーなど複数の座席クラスを提供し、機内食なども予め運賃に含めて提供される航空会社のこと。対象として、LCCがある。

ブッキングクラス

ファースト・ビジネス・エコノミーなどの座席クラストは別に「Y」「S」「Q」のようにアルファベット1文字がつけられている予約クラスというものがある。同義語として「ブッキングクラス」「運賃クラス」などとも呼ばれている。

プレミアムエコノミークラス

ビジネスクラスとエコノミークラスの中間クラスを示し、通常のエコノミークラスよりも席にゆとりがあり、快適に過ごせるようになっているが、機内食・ドリンクは基本的にエコノミークラスと同じ。中国系の航空会社での導入はまだ少ない。

ボーディングブリッジ

空港の建物から直接飛行機に搭乗する渡り廊下のこと。

 

マ行

マイル

飛行の飛行する距離を示す単位。1マイルは約1.6km

マイレージプログラム

特定の航空会社に搭乗するたびフライトの距離に応じた「マイル」を加算し、一定のマイルが貯まると無料航空券や座席のランクアップなどの特典が受けられるサービス。但し、予約クラスにより貯まらないものもあるので、購入時は注意が必要。

ミニマムステイ

最低滞在日数のこと

 

無料手荷物許容量

飛行機への搭乗時に、航空会社に無料で預けることができる荷物の許容量の意味で、昔はIATA(国際航空運送協会)が大きさや重量の制限規則を定めていたが、最近では航空会社が独自の規則を設定するようになってきている。

許容量を超える場合は追加代金の支払いが必要となるが、最大の規定値を超える場合は、預けれ自体が不可となるが場合もある。

 

ヤ行

幼児運賃

座席を使わない2歳未満の幼児のこと。出発後、2歳になる場合、航空会社により対応が異なるので注意が必要。

 

ラ行

ラウンドトリップ

往復 (料金) のこと。

リイシュ―・REISUE

交換発行とも呼ぶ。発券済み航空券に所定の手数料を支払い旅程の一部を変更すること。出発後の復路変更もこれにあたる。チケットの種類により出来ないものもある。

リコンファーム

搭乗日前に確実に搭乗する意思があることを航空会社に伝える手続きのこと。最近では免除している航空会社が多く、中国系の航空会社では原則不要。

 

アルファベット・数字

Cクラス

ビジネスクラスのこと

Eチケット

搭乗する人の航空券情報が航空会社のデータベース上に登録してあり、またその情報をA4の用紙にプリントアウトしもの

FIX航空券

出発前に日程や経路、往路便及び復路便を決めておかなければならず、現地で復路便・ルートの変更は基本的に一切出来ない。

ITチケット

団体旅行に適用される割引運賃のことで、航空運賃の中では番安い。

Minimum Stay/Maximum Stay

最短・最長滞在期間。この期限が設定されているチケットの場合、指定の滞在日数ないでのみそのチケットを使うことが出来る。

OPEN航空券

オープンチケットとはフィックス(FIX)チケットの反対で発券後の予約変更が可能なもの。オープン(OPEN)チケットにはFIX/OPENとOPENの2種類があり、前者は往路に関しては変更不可、復路に関して日付の変更が可能

Yクラス

エコノミーの中の予約クラスの最上位であり、エコノミー総称としても使う。

2レターコード

英数字2文字の組み合わせの識別コードで、航空会社名や国名で使われる。日本航空=JL、日本=JP

3レターコード

英数字3文字の組み合わせの識別コードで、都市名や国名で使われる。都市コードや空港コードと同義。北京=都市コードはBJS、空港コードはPEK、等。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

普段航空券の予約する時によく目にしたり耳にしたことのある言葉もあったのではないでしょうか。

これらの用語を理解した後は一歩進んだ上級編にトライしてみて下さい。

航空券の業界用語一覧(上級編)

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