新疆ウイグル自治区の旅行7日目。
【計画】
トルファン賓館をチェックアウトし「中国内陸海抜零点」と「蘇公塔」を観光し、その後はトルファン駅に向かい、列車でコルラに向かいます。
※前日の高昌古城の観光の記録はこちらをご覧下さい。
【2019年】新疆ウイグル自治区・旅行記≪トルファン滞在2日目、アスターナ地区・高昌古城 観光編》
トルファン賓館チェックアウト&朝食
【9時14分】チェックアウトします。掲示してある料金表を見ると、すごい高い料金が掲示してあります。これが本当だとするとやっぱりネットで予約してきてよかった。
トルファンバスターミナルの近くにあるナンを売っているお店に朝食を食べに行きます。
お肉屋さんはもう営業しているようですが、よくこの暑さで腐らないな、、、。
ウイグル族のお店です。
烤包子(サムサ)と「馕(ナン)と烤鸡のスープ」を注文しました。
烤包子(サムサ)は焼きたてで最高!烤包子(サムサ)は分厚いパイ生地のような生地の中に羊のミンチ肉が入っているパンで、羊特有の香りがしますが、この地域が好きな人はぜひどうぞ。「馕(ナン)と烤鸡のスープ」はウイグルらしさを感じられる食事でした。
食後に、肉馕(肉入りナン)を買って行きます。
町を南に向かって歩いていくと、のどかな畑が広がっています。
用水路の水も綺麗でした。
百度の地図アプリでルートを見ながら歩いていくと、看板が見えてきます。この看板が見えてくればもう少しです。
道の脇には葡萄畑が続いています。
【10時54分】中国内陸海抜零点に到着しましたが、門が閉まっています。雰囲気的に最近はしばらく営業していないようです。
柵の隙間から、モニュメントだけ撮影。ここは海の海面と同じ標高0ということですね。ちなみに更に南西にあるアイディン湖は海抜100m以上低いところにあります。
次は蘇公塔に行きます。また百度の地図を見ながら歩いていきます。
いろいろ
この辺りは昔ながらの家が残っています。
こういうところが減っていっていると聞きます。
珍しく門が開いていたので、撮らせていただきました。”昔ながらのウイグル族の家”って感じです。
このブログの編集中に気がつきましたが、「進入危険」の看板があります、、、。
この右側の壁の向こうが蘇公塔です。
ここも綺麗な葡萄畑が広がっています。
【11時46分】蘇公塔に到着です。観光客が沢山いるようです。
蘇公塔の中の樹木は食べたら危険なようです。
蘇公塔、人が多すぎで人が写っていないショットを取るのが大変です。
塔の中に入ります。
円柱の内側。
差し込む光が神秘的
礼拝堂と呼ぶのでしょうか。あまりこのあたりには詳しくありません。
蘇公塔の裏を見に行きます。
裏は墓地になっているようです。観光用なのか、実際に使われているのかは不明。
蘇公塔の入り口側にある土産物売り場。
値段は忘れていしまいましたが、20元くらいだったと思います。アイスとしては高すぎますが、新疆に来てから気になったいたので、購入。
食感は非常に滑らかで柔らかく、味も濃厚で非常に美味しく。20元の価値はあったと思います。
市内に戻ります。
【14時06分】市内に戻ってきました。伊合拉斯というスーパーで買い物。伊合拉斯は新疆だけにあるこの地域の特産を取り扱っているスーパーです。ここで長く買い物をし過ぎたので、急いでタクシーでトルファン駅へ向かいます。ウルムチから高鉄の発着のあるトルファン北駅と違い、昔からのトルファン駅は市内から40km程の距離にありタクシーで1時間ほどかかります。
発車時刻の2時間前ですので、急いでタクシーを捕まえますが、乗車したと思ったらガソリンを補充する為に、ガソリンスタンドによりますが、こんな時に限って込んでいます。
そして、挙句の果てに、このタクシー運転手、今まで見たことないくらいの超安全運転で、荒野の車が全く走っていない道でもせいぜい40km程でしか走らないので、このままでは到底間に合わないので、運転手に事情を説明し、急いで貰います。
何とか駅に到着するも既に発車時刻の15分前。また、そこから何度もセキュリティーチェックがあり、駅構内に入ると既に「開始検票」の表示が。ダッシュでホームに下りると既に列車は到着しており、急いで該当車両に乗り込もうとすると、駅員に「この列車じゃない」と言われる。ホームを間違えたのかと焦り、「じゃあ、どこですか!?」と聞くと、駅員は向かいのホームを指差している。すると程なくして車両がホームに入ってきた。
間に合ってよかったが、あんなに猛ダッシュをしたのは、何年振りだろうか。疲れた。
仕事でお客さんには「空港や駅には余裕を持って、、、。」と言いながら、買い物に呆けて滑り込みセーフとは、一体何をやっていることやら。
【13時52分】自分の乗る列車が到着し、無事に列車に乗り込む。
【18時10分】お腹が空いたので、社内販売のお弁当を購入する。確か30元ほどだったはず。内容を考えると割高だが、旅の醍醐味なのでこういうところではケチらないことにしている。
弁当を食べ終わった頃、知らない番号から電話がかかってくる。出るとTrip.comからだった。
「今日泊まるコルラのホテルのフロントは中国のみで、英語も日本語も話せませんが大丈夫ですか?」というものだった。問題ないのですとい言って電話は終わった。
【20時05分】コルラ駅に到着。
駅の出口を振り返って。
駅の出口の側にバス停があり、市内まで出ることができる。
ホテル近くの最寄のバス停をメモしてあったが、見当たらないので、とりあず適当に乗り込んで、また百度の現在地で目的地に近くなったら降りることにする。
コルラ市内は大分都会の雰囲気がある。
【21時16分】チェックインを終えて、部屋に入る。チェックインの際、こちらが中国語をある程度話せることに物凄く驚いていた。恐らく列車の中の電話は、このホテル側が宿泊名簿に外国人の名前があるのを見て、予約元であるTrip.comに確認の電話を入れたのだろう。
金丰大酒店、1泊178元。
コルラの夜が更けていく。
明日は、コルラのバスターミナルから尉犁県に向かい、そこから罗布人村赛(ロプノール人村orロプ人村)に向かう。ここは情報が少なく、今回の旅での一番の不安要素なので、上手くいくでしょうか。