シルクロードで有名な新疆ウイグル自治区、日本から遠く離れており、そうそう何度も行けるところではありません。
めったに来れない旅行地だからこそ、折角なので「色々と買って帰ろう!」と意気込んでみたものの、旅行中に何を買ったらいいか分からない、、、なんてこともあると思います。
今回は個人的におすすめしたい特産品を紹介していきます。
おすすめのお土産
食材系
調味料・香辛料
日本でも自炊されている方は、調味料・香辛料を買って帰ると、日本に帰った後も「新疆料理」を作ることが出来ます。
火力や他の食材の関係で、本場の味をそのまま再現するのは難しいですが、雰囲気を出すことは十分可能です。
日本にはウイグル料理屋が数件しか無いので、自宅でウイグル料理が食べられたらいいですね。
"大盆鶏の素"、"烤肉の素","クミン"、"拌面の素"等がおすすめです。
馕(ナン)
日本にインドのナンはどこでも手に入るが、ウイグルのナンは殆ど手に入りません。
ウイグルのナンが好きで「日本でも食べたい!」という方は是非買って帰りましょう。
私は、30枚ほど買って帰って帰りました。(流石にちょっと買いすぎました。)
飛行場への持ち込みが心配だったので、航空会社に確認したところ、受託手荷物として預ければ特に問題ありませんでした。
因みに、日本に帰ってきた後は、必ず冷凍庫で保管するようにしましょう。日本の湿度ではすぐにカビが生えてしまいます。冷凍されたナンは、レンジでチンするよりも、フライパンで炙りながら温めるほうが固くなりにくいです。
紅茶(ミルクティー)
紅茶(ミルクティー)が新疆全体の食文化の一つになっています。ウイグル料理屋で紅茶がメニューにも載っています。
日本のミルクティーよりも少し濃厚で、好みで砂糖や塩を加えてのむこともあります。
日本の市販のスーパーで手に入る茶葉では少し再現が難しいので、気に入った人は買って買えるといいでしょう。
干しぶどう
これは夏の時期の限定になってしまいますが、新疆(特にトルファン)の干しぶどうは甘みがあって、おすすめです。
トルファンの葡萄溝では色々な種類の干しぶどうが安く購入でき、試食してから買えるので、おすすめです。
その他
シルク製品
シルクロードというだけあって、新疆の随所でシルク製のスカーフが売られています。
興味がある方は買って帰るといいかもしれません。
私も自身は使いませんが、家族にお土産で買って帰ったことがあります。
ラクダのぬいぐるみ
シルクロードの象徴だあるラクダのぬいぐるみが個人的におすすめです。
小さな子供へのお土産も勿論、少し大きめのぬいぐを買って、部屋に飾っておくのもいいでしょう。
新疆の特産品が買える場所
伊合拉斯(IHLAS Super Matket)
新疆の特産品や、ウイグル系の食文化の商品を中心に「調味料・香辛料・紅茶・その他、お菓子等」幅広く取り扱っているスーパーマーケット。
どこにでも、沢山あるという訳ではないので、事前に百度の地図で確認しておくことをおすすめします。
【アドバイス】
大型スーパーはどうなのか?
2011年は新疆ウイグル自治区にある大型スーパーでも新疆の特産品が多く売られていましたが、
2019年に訪れた際は、特産と呼べるようなものは殆ど売られていませんでした。
ウイグル料理屋または馕(ナン)専門店
馕(ナン)に関しては、専用のカマドを持っているウイグル料理屋または馕(ナン)を専門で売っている店でで購入するしかありません。
【アドバイス】
馕(ナン)は地域によって「味、形、風味」に違いがあり、「なんか違う」と感じることがあります。
個人的にはトルファンやクチャ、カシュガルで売っていた馕(ナン)が柔らかく、冷めて固くなってからも風味があり美味しかったです。
葡萄溝
干しぶどう は大型スーパーや伊合拉斯でも購入することが出来ますが、トルファンの葡萄溝が一番おすすめです。
色々な種類の中から、試食しながら選んで購入することが出来ます。
バザール・土産物売り場(観光名所併設)
シルク製品やドッパは観光名所の前に出てる土産物売り場や、バザールが開催されている所で購入できます。
まとめ
”新疆でしか手に入らないもの”を中心に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
また、今回紹介したものの中には、新疆にあまり興味がない人にとっては、お土産とてはあまり向かないものも含まれていますので、そういう人には空港で売っている無難なお菓子類の方がいいかもしれません。
新疆ウイグル自治区は、日本からも遠く何度も行ける距離でもないので、自分の欲しいものは買い忘れのないようにしたいものです。