今回は中国の家庭料理の一つ「西紅柿炒鶏蛋」の作り方を紹介します。「西紅柿炒鶏蛋」は中国料理の中でも誰が食べても美味しく、レシピも簡単で、日本の食材や調理環境でも十分本場の味を再現することが可能です。
西紅柿炒鶏蛋の作り方
材料 2人分
- 卵........4個
- トマト........3個
- 鶏ガラ........適量
- 塩........適量(2人前で3gぐらいが目安)
★ポイント
お好みで、少し太めに切った葱を入れたり、生姜の微塵切りを入れてもOK
味付けは塩味ベースと、砂糖の甘みベースの2種類があるので、好みでOK
作り方
トマトは洗って、ヘタを落として4分の1の大きさに切り、大きいものは更に横半分に切る。
卵をボールに割ります。
卵はしっかりと混ぜます。
フライパンに油を少し引いてフライパンを温めます。
卵をフライパンに入れて、お箸やフライで軽くふんわりかき混ぜながら火を通していきます。
大分半熟の状態で火を止めて、一旦取り出しておきます。
フライパンについた卵を拭き取り、再度少し油をひきます。
切っておいたトマトを投入します。
「鶏ガラ」と「塩」を入れて味を見ます。辛さは好みでOKですが、結構塩っ辛いくらいが本場の味です。
かき混ぜながら炒めて、トマトから水分が出てくるくらいまで炒めたら、先ほど取り出しておいた卵を投入するタイミングです。
ポイント
夏の時期の非常に熟したトマトの場合、炒めて早い段階でトマトの水分が多く出て来てしまうので、卵は早めに投入すること。タイミングが遅れるとスープのようになってしまうので注意。
卵を再度投入し、卵が崩れすぎないようにやさしくトマトと絡めるように炒めます。
半熟の卵の表面が少しだけ固くなるくらいまで炒めたら火を止めます。
お皿に盛り付けたら完成です。
まとめ&感想
いかがでしたでしょうか。
西紅柿炒鶏蛋は日本の中華料理屋ではあまり見かけない料理ですが、本場の中国ではごくごく普通の家庭料理の一つで、味も非常にシンプルで、脂っこさや辛さもなく誰でも楽しめる一品です。
レシピとしては、鶏ガラを使っていますが、使わなくても、十分美味しく作ることが出来ます。
また、材料欄で触れましたが、味付けは「塩味」と「砂糖」の2種類があり、本場では「塩味」が多いですが、どちらの味でも美味しく作ることが出来ます。
完成した西紅柿炒鶏蛋を白ご飯の上に載せれば「西紅柿炒鶏蛋盖浇饭」の出来上がりです。
また、茹でたうどんの上に載せれば、「西紅柿炒鶏蛋盖浇麺or西紅柿炒鶏蛋拌面」の完成です。(※日本のうどんと、中国の麺は違いますが。)
今日の晩御飯の追加の一品にいかかでしょうか。