今回は主に初めて旅行業界に入る人をターゲットにして、旅行会社で必要とされるスキルについて、ご案内していきたいと思います。
旅行会社で必要なスキル
最低限のパソコン操作ができること
入社時点で特別なスキルは要らない。入社後にパソコンを使う機会は以下の3種類くらいです。
ワードやエクセル
ワードやエクセルも、最低限の操作が出来れば問題ないだろう。
社内資料や顧客向けの資料を作ったりする場面で使用するのがメイン。
GDSの操作
航空券の予約専用ソフト「GDS(Global Distribution System)」は、コマンドの入力や、ツールの利用など最低限のパソコン操作が必要だが、高度な技術は必要ない。
メール
これも最低限のパソコン操作が出来れば問題ないレベルだろう。
最低限の英語の知識が不可欠
英語を日常的に使用するかどうかは、英語圏を取り扱っているかどうか等にもよって大きく異なるだろうが、そうでない場合の主な使用場面は以下の通りだ。
航空券の規則
GDSで航空券の規則を確認する場合、規則は全て英語で書かれているので、この時ばかりは英語をフルに使うことになります。
例:「....AFTER DEPARTURE CHANGE NOT PERMITED....(出発後、日程変更不可)」等。
とは言っても中学~高校で5段階の3くらいの英語力があれば、問題ありません。
分からない単語があれば、Googleで調べれはOK
よく使う単語はすぐに覚えるので、それすらも”不可能”という人は無理かもしれません、、、。
英語で月(1月2月....)は覚えよう
航空券の予約作業時には、"月"は英語で入力するので、
1月:JAN、2月:FEB、3月:MAR...は覚える必要があります。
新しい知識を吸収できること
旅行業界は常に新しい情報が出入りし、航空券やビザ出入国に関する規則は頻繁に変更されています。
それらを常に把握していなければいけません。
まとめ&旅行会社で生き抜いていく為には
自分の得意分野をつくること
- 営業力
- 企画力
- 航空券(GDS操作)
- パソコンスキル
- 語学
- ビザ
オールマイティーに熟せる方がいいのですが、新入社員の内は「何か一つ得意分野を作る」ことが重要だと思います。
その為には「自ら学ぶ姿勢」が重要であると思います。
今はネットの時代、旅行者自身がネットで知識を得て、旅行会社に頼らないケースが増えてきています。
だからこそ、プロとしての腕前が問われることとなるでしょう。