留学&学習

中国留学での失敗談

私の過去4回の中国への留学での失敗談(というか体験したこと)について思うことを書いて行こうと思います。
これから留学される方の参考になればと思います。

留学2回目:日本人とばかり交流してしまった。

本格的な留学として初めてだった(1回目は短期留学)ということもあり、不安さから日本人とばかり交流してしまった体験談です。
同じ宿舎で授業も同じだった日本人と仲良くなり、基本的に一緒に行動するようになっていました。

そして、その友人の友達とも親しくなり、輪ができていきました、、、、。
勿論、友達が出来ることは良いことなんです。でも折角留学に来ているのだから、現地の学生や留学生と交流を持たないと!

勿論、日本人以外とも交流はありましたが、7対3くらいでした。
中国語を話すのは、授業→外食の注文時→偶に留学生や中国人学生と。

中国語の上達レベル

こういう生活をしていた結果、半年間留学しましたが中国語の上達レベルはあまりありませんでした。
出来るようになったのは、せいぜい外食での注文、タクシーで行き先を言う、簡単な挨拶程度。

 

留学3回目:外国人留学生とばかり交流してしまった。

前回の留学での失敗を活かして、今回は「喋るぞ!」と意気込んで中国に戻って来ました。

今回は積極的に同じクラスの外国人留学生と交流を持ち日々を過ごすようにしていました。

語学留学のクラスは色々な国から留学生が来ているので、基本的に共通言語は中国語になります。また、レベルによってクラス分けをされているので、大体の語学レベルも同じです。

、、、はい、これが今回の問題になったのです。まだまだ拙い中国語しか話せない学生どうしで会話をしても上達レベルはたかがしれています。語彙力や発音が整っておらず、変化癖が付きかねません。
それでも、日本人と接しているよりは上達するのですが、やはり「語学力を伸ばす!」のであれば、中国人と会話しなければいけません。

中国語の上達レベル

簡単な日常会話、簡単な旅行(鉄道やバスのチケットを買う。但し、イレギュラーは対応不可)
日本の大学に一時帰国した時も自身の上達を大きく感じました。

 

留学4回目:はりきり過ぎた。

幸せなことに大学在学中に短期・中期を合わせて4回も留学をさせて貰うことが出来ました。
費用を出してくれた両親への感謝の気持ちと、“最後の留学”ということもあり、滅茶苦茶張り切って中国へとやってきました。

授業は適正レベルの一つ上のクラスに参加して、放課後は中国人学生との相互学習会に参加し、
休日は町外れに出かけてみたり、検定の現況をしたり、日本の大学の卒論テーマの資料集めに図書館に通ったりしていました。またこれと併せて、週1回少数民族の学生に民族の言葉を習っていました。
もうとにかく1日をフルで活動して、1ミリも無駄のないように生活していました。

 

物凄く毎日が充実していたのですが、、、、、頑張り過ぎて疲れてしまいました。
別段、心身に異変をきたしたという訳ではないのですが、疲れとちょっとしたアクシデントが重なり、留学最終期の頃は疲弊した毎日を過ごしていました。
特にこの留学では意識的に日本人との交流も避けていたこもあり、頼れる日本人もおらず少し寂しい思いをすることもありました。

中国語の上達レベル

頑張りの成果は大きく、自分でも見違える程に上達することが出来ました。

  • クラスは中級クラスから上級クラスへ(6段階/3→6)
  • 旅行では語学的な問題は殆どなし
  • 日常会話も基本問題なし(長い会話はスピードが早いと難しい)
  • 日本の大学では基本敵なし(院生等でヤバイレベルの人はいましたが)

帰国後は、この時に得た語学力を活かして就職しました。

 

まとめ

  • 語学力を伸ばすなら、現地の人と会話が必要。
  • 中国人、外国人、日本人との交流はバランスよくしよう。
  • 後悔のないように全力で!でも80%くらいの頑張りでいこう。

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