新型コロナウイルス

【更新】オーストラリア:新型コロナウィルス関連情報「入国制限・行動制限」

オーストラリア コロナ

目次

オーストラリア:新型コロナウィルス関連情報「入国制限・行動制限」

2021.11.30-更新-入国規制緩和の延期

2021年11月29日、世界的なオミクロン株の感染拡大により、2021年12月1日より予定されていた入国規制の緩和が12月15日まで延期されることとなりました。

今後のオミクロン株の感染力やワクチンの有用性が確認された上で、入国規制の緩和の再検討が実施される予定となります。

 

2021.11.26-更新-日本からの観光・入国可能に

日本からの観光・入国可能に

2021年12月1日より、ワクチン接種を完了した日本国籍者の入国が検疫無しで許可れることとなります。

オーストラリアへの入国が可能にはなりますが、コロナ前には無かった入国条件、新たな手続が必要になります。

▼隔離免除の条件

  1. 日本のパスポートを所持 (日本国籍者)
  2. 有効なオーストラリアのビザを所持 (ETA、電子旅行許可を含む)
  3. オーストラリア医薬品行政局(TGA)によって承認された、または認められたワクチン接種を完全に終えていること
  4. 日本から直行便で受け入れ可能な州、準州から入国
  5. ワクチンの接種証明を提出できること
  6. 出発前3日以内に行われた新型コロナウィルスPCR検査で陰性であること
  7. 入国を認めている州・準州より入国すること
  8. 日本出発72時間前までに「オーストラリア旅行申請書」(ATD / Australia Travel Declaration)をオンラインで提出すること

【注意事項】

本措置は、日本からオーストラリアへの直行便の利用してオーストラリアへ入国する場合のみ適用されます。

つまり第三国に滞在している日本人、または第三国を経由する便でオーストラリアへ到着する日本人は、対象外となります。

オーストラリア入国前、日本に滞在している期間に関して、特に規定はありません。

 

日本からの入国が認められるビザ

短期の観光と商用で利用される電子ビザETA(Eelectric Travel Authority)の所持者も、オーストラリア入国に検疫なしで入国が認められます。その他、ワーキングホリデービザ(サブクラス417)、学生ビザ(サブクラス500)などの所持者も、同様にオーストラリアへの入国が可能となりました。

オーストラリア入国が可能となったビザの一覧
https://covid19.homeaffairs.gov.au/vaccinated-travellers

 

TGAによって承認または認められたワクチン

オーストラリア医薬品行政局(TGA)によって、オーストラリア国内での使用が認可された、または入国の条件として認定されたワクチンは以下の通りです。

「完全にワクチン接種が完了」とみなされるのには、免疫化の過程でワクチンの最終投与から少なくとも7日が経過している必要があります。
1回目のワクチンと2回目のワクチンが違う「交差接種」でも、接種したワクチンが下記のワクチンであれば、「完全にワクチン接種が完了」とみなされます。

▼ 1回目の接種から少なくとも14日間の間隔をあけて2回目を接種、その最終接種の日から7日以上経過
・ファイザー (**)
・モデルナ (**)
・アストラゼネカ (**)
・シノバック
・バイオテック
・シノファーム

▼1回接種した日から7日以上経過
・ジョンソンエンドジョンソン (**)

※(**)印ののワクチンは、オーストラリア国内での接種が認可されているワクチンです。
その他のワクチンは、これらのワクチンに加えて、入国の接種完了条件として認められたワクチンです。

 

子供のワクチン接種の例外規定

子供には、入国条件のワクチン接種の完了に関して例外規定があり、以下の場合はワクチン接種完了条件が免除されます。
* 12歳未満の子供、及び新型コロナワクチンの接種を医学的に免除された子供
* 12歳から17歳以下のワクチン未接種の子供は、ワクチン接種を完了した大人と同行する場合

 

日本から入国が認められている州、準州

2021年11月24日現在の日本からの入国が認められている州・準州は、以下の通りとなります。
・ニューサウスウェールズ州 (シドニー等)
・ビクトリア州 (メルボルン等)、
・オーストラリア首都特別地域 (キャンベラ)

 

ワクチン接種証明書の要件

オーストラリア国外で発行された、ワクチン接種証明書は、以下の要件を満たす必要があります。
ワクチン接種証明書は、紙に印刷されたもの、デジタル形式のもの、どちらも受入れられます。

  1. 国または州レベルの当局、または認定されたワクチン接種提供者によって発行されたもの
  2. 英語で書かれている、または認定された翻訳がされていること
  3. 以下の情報が記載されていること
    ・旅行者のパスポートに記載されている名前
    ・生年月日またはパスポート番号のいずれか
    ・ワクチンのブランド名
    ・各接種の日付または免疫化の全コースが完了した日付

日本で発行される「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書」(通称: ワクチンパスポート)は、これらの要件に当てはまり、オーストラリア入国に際してワクチン接種証明書として使うことができます。
→ 厚生労働省 海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html

 

新型コロナウィルスPCR検査陰性証明書の要件

  1. オーストラリア入国するために、出発前3日以内に行われた新型コロナウィルスのPCR検査による、陰性証明書の提出が必要となります。オーストラリア政府による指定の検査機関、陰性証明書の書式はありませんが、陰性証明書には以下の項目が記載されている必要があります。
  2. 旅行者の名前と生年月日(生年月日が記載されていない場合は、テスト時の年齢、またはパスポート番号でも可)
  3. テスト結果(「ネガティブ」や「検出されない」など)
  4. 使用した試験方法、例えば、COVID-19(またはSARS-CoV-2) PCR検査
  5. 検体の収集日

印刷された書面による提出が推奨されておりますが、必要な情報を含む電子記録でも使用することができます。
陰性証明書は英語である必要がありますが、英語による証明書が提出ができない場合、英語への認定された機関による翻訳を添えて使用できる場合もあります。
ワクチン接種を終えている人も、新型コロナウィルスPCR検査による陰性証明書の提出が必要となります。

 

オーストラリア旅行申請書 (ATD)

日本を出発時に12歳3ヵ月以上の旅行者は、出発の少なくとも72時間前までに、オーストラリア旅行申請書(ATD: Australia Travel Declaration)をオンラインで提出しなければなりません。
このオーストラリア旅行申請書は、以下のような内容となっています。

  1. ワクチン接種証明書のアップロード
  2. ワクチン接種の申告に虚偽がないことの宣誓
  3. オーストラリアへの航空便チェックインの際に、出発前72時間以内に行われたPCR検査の陰性証明書を提示することの確認
  4. 最初に到着した州・準州、及び国内移動先の州・準州の検疫要件に従う宣誓

オーストラリア入国に必要な検疫手続きを終えていることの宣誓

オーストラリア旅行申請書は、WEBサイト、またはスマートフォンアプリから提出可能ですが、現時点では英語のみとなっています。
→ Australia Travel Declaration
https://covid19.homeaffairs.gov.au/australia-travel-declaration

2021.11.20-更新-オーストラリアの最新情報

重要事項まとめ

2021年11月08日から、オーストリアを観光する場合、いわゆる2-G規則が適用されます。これはワクチン接種済み、またはコロナからの回復のどちらかを証明した上で観光施設を利用することができます。
オーストリアではEUのデジタルCovid証明書「グリーンパス」が有効ですが、それに代わる証明書(ドイツ語または英語のテスト証明書、またはワクチンパスポートなど)も適用されます。

オーストリア政府は集中治療室の利用の程度により5つの段階的な対策を取ることになり、現在ステップ3の措置が取られています。

* 2-Gルールが適用されるのは、以下の通り
・観光宿泊施設
・飲食店
・レジャー・スポーツ施設
・文化機関
・ケーブルカー
・身体に接触するサービス(例えば美容師)
・25名以上のイベント
・12歳以上

* コロナ検査(PCRおよび抗原検査)は、一般的に入場時の証明として許可されません。

* 2-Gの検出には4週間の経過期間が必要です。この期間中、最初のワクチン接種とPCRテストの組み合わせが入場時の証明と見なされるため、移行期間中に完全な予防接種を受ける必要はありません。

* 一般店舗、博物館、図書館では、FFP-2マスクの着用が必須です。

* クリスマスマーケットでは2-Gルールと登録要。

* ワクチンの有効期間は9ヵ月。

日本は現在、安全国リストから外されています。詳しくは下の日本人の入国要件をご覧ください。

 

オーストリアへの入国要件

▼ 現在の入国規制
現在、キプロスからの入国には特別な規制が適用されており、これらの特別規定は、飛行機で入国の場合にのみ適用されます。

完全にワクチン接種が済んでいないか、過去90日以内に回復したゲストは、PCR検査が必要になります。

抗原検査だけでは不十分となり、予防接種、回復、またはPCR検査の陰性の証拠がない場合は、空港でPCR検査を実施する必要があります。

注意
予防接種、回復期、またはPCR検査が陰性でない状態で入国する場合は、入国前に登録する必要があります(旅行前の許可)。特別規則は直行便にのみ適用され、関係国で乗り換えるだけの乗り継ぎの乗客には適用されません。

回復証明書は、次の要件を満たさなければいけません。

  1. 過去90日間に発生し、発行時に失効したSARS-CoV-2による感染の存在の確認、
  2. 最初の検出後または症状の発症後、早くても14日後に発行したもの
  3. 証明書が発行される少なくとも48時間前に症状がないこと

陽性の検査結果あっても、関連する疫学的リスクがないことが確認できること

感染発生率が低い国(安全国)からの入国は、検疫(自己隔離)は必要ありません。
これは、ほとんどのヨーロッパ諸国およびその他の世界の一部の国々に適用されます。
以下の安全国リストをご覧ください。
必要なのは、コロナテストの陰性証明、有効な予防接種証明、または抗体(治癒)証明(以下「3-Gルール」といいます)を提示することです。

  1. コロナ検査の陰性を証明する診断書や検査結果(ドイツ語または英語)
  2. 予防接種証明書/予防接種パス(ドイツ語または英語)
  3. 公式の医療回復証明書(ドイツ語または英語)

これらの書類を提示できない場合は、24時間以内にオーストリアでPCR検査または抗原検査を行う必要があります。EU諸国の国民はデジタルの「グリーンパス」が適用されます。また、過去10日間に安全国に滞在していたことが証明できない場合、同様にPCR検査を入国24時間以内に実行しなければなりません。

注意)
現地に着いた時の検査は入国時のみ適応されます。宿泊施設にチェックインするときは、有効な検査(または予防接種または回復の証明)が必要になります。

▼3-Gルール
入国する際に次の3つの証明書のいずれかが必要です。

【テスト済み】
72時間以内のPCR検査、または48時間以内の抗原検査(特定の危険国からはPCR検査のみ)の陰性証明が必要です。12歳未満(ウィーンは6歳未満)の子供は検査は不要です。テストは、認可された機関によって確認される必要があります。
自己検査は、入国の目的では無効です。各サービス利用時に現場でのテストはウィーンでは無効。

【ワクチン接種済み】
完全の予防接種が必要です。有効期間は2回目の接種時から360日有効です。
1回の予防接種のみが必要なワクチンの場合、予防接種から270日間、22日目から適用されます。

【治癒済み】
コロナに感染し治癒した場合(回復者)、回復から360日間以内有効です。
中和抗体の証拠は、試験時から90日間有効です。

 

オーストリア入国時に事前のオンライン登録と隔離義務がない国

【ヨーロッパ】
アンドラ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、デンマーク、ドイツ、エストニア、フィンランド、フランス、ギリシャ、アイルランド、イタリア、クロアチア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モルドバ、モナコ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、サンマリノ、スウェーデン、スイス、スロバキア、スロヴェニア、スペイン、チェコ、ハンガリー、バチカン、キプロス

【その他】
オーストラリア、香港、ヨルダン、カナダ、カタール、マカオ、ニュージーランド、サウジアラビア、シンガポール、韓国、台湾、ウルグアイ、ベトナム

▼上記以外の国からの入国
事前のオンライン登録(下記参照)と3-G証明書が必要です。
完全に予防接種を受けた人と回復した人は、検疫なしで入国できます。
17歳までの子供と青年は、予防接種を受けた、または回復した両親と一緒に検疫の義務なしに入国できますが、12歳から17歳までの子供は3-G証明書が必要です。
予防接種を受けていない人は、現在の陰性検査が必要であり、10日間の検疫に入る必要があります。検疫は、最短で5日後に陰性検査で終了できます。

疫学的リスクの高い国からの入国には、より厳しい規則が適用され、例外的な場合にのみ入国が可能です。観光旅行はこれらの例外の1つではありません。
現在、ブラジル、チリ、コスタリカ、スリナムの国々が該当しています。

 

オーストリアに入国するために必要なオンライン登録義務

感染率の高い、また変異ウィルスが蔓延しているリスク国に指定されている国から、特定の状況下でオーストリアに入国する場合、事前にオンライン登録する必要があります(旅行前のクリアランスといいます)。
登録確認書は、入国審査の時に電子的か、登録の確認メールをあらかじめ印刷したものを提示する必要があります。例外は、特に考慮すべき家族の事情、トランジットの乗客、およびその他予測できない緊急の個々の事情の場合です。
登録データは、入力後28日で削除されます。

▼オーストリア入国時に隔離が必要な場合
上記の事前オンライン登録の必要な国から入国した場合、完全なワクチン接種を受けた人、コロナ感染からの治癒証明を提示する人以外は、陰性証明の他、10日間の自己隔離が義務付けられています。入国5日目以降に行うことができるPCRまたは抗原検査が陰性であれば、隔離は早期終了することができます。

 

日本人の入国要件

日本からオーストリアへの入国する場合、72時間以内のPCR検査か48時間以内の抗原検査の陰性証明、または日本が発行するワクチンパスポート、または過去のコロナ感染回復証明のいずれかが必要となります。また、入国者は事前のオンライン登録が必要となります。

完全に予防接種を受けた人と回復した人は自己隔離なしで入国できます。17歳までの子供と青年は、予防接種を受けた、または回復した両親と一緒に検疫の義務なしに入国できますが、12歳から17歳までの子供は3-G証明書が必要です。

予防接種を受けていない人は、現在の陰性検査の証明が必要であり、10日間の隔離に入る必要があります。検疫は、最短で5日後(当日は含まない)に検査で陰性が分かれば隔離を終了できます。

 

空路について

ウィーン空港、ザルツブルク空港、インスブルック空港などオーストリアの各空港では徐々に発着便の数が増えています。空港や航空会社の規制について、またフライトの状況はそれぞれの空港や オーストリア航空など、各航空会社にお問い合わせください。
航空機および空港エリアではFFP2マスクを着用する必要があります。

※トランジット旅行者には、PCR検査や隔離は必要ありません。
※即時出発は、飛行機、電車、バスのチケットなどで証明する必要があります。

▼市内への交通
現在シティ・エアポート・トレインは運休していますので、空港から市内へ鉄道で移動する場合は、オーストリア連邦鉄道のSバーン(S7)をご利用ください。また、空港バスのヴィエナ・エアポート・ラインズは割引料金で運行しています。

シティ・エアポート・トレインhttps://www.cityairporttrain.com/en/home
ヴィエナ・エアポート・ラインズhttps://www.viennaairportlines.at/

 

列車

オーストリアと近隣諸国を結ぶ長距離列車は運行されています。
最新の情報は、オーストリア連邦鉄道のウェブサイトで確認できます。

オーストリア連邦鉄道 (OBB)https://www.oebb.at/en/

 

健康のために

ゲスト、ホスト、そしてオーストリア国民の健康は、なにをおいても最優先事項です。
全ての人が行動ルールを守れば、私たちはお互いに安全です。

▼マスク着用義務
現在、マスク着用義務がある場所ではFFP2医療用マスクが再び義務付けされています。
マスクは次の場所で着用が必要です。6歳未満は着用義務はありません。

  1. 公共交通機関(電車、バス、船、ロープウェーなど)、駅構内
  2. タクシー
  3. 薬局や病院など医療部門
  4. 日常必需品を扱うスーパーマーケット、食料品店など

その他、ワクチン接種を受けた人や回復期の人にはFFP2マスクの着用は必要ありません。
例外はウィーンとオーバーエスターライヒ、11月08日からはチロル州とシュタイヤマルク州。
ここでは、一般的なマスク要件(FFP2マスク)がすべての貿易と文化部門(劇場、映画館、美術館など)に適用されます。
ザルツブルクでは、FFP2マスクは3Gの要件がない場所(美術館など)で着用します。

▼ワクチン未接種の人は
文化施設(ミュージアム、図書館など)や一般の商店でもFFP2マスクが必要です。
例外はウィーンとオーバーエスターライヒ、11月08日からはチロル州とシュタイヤマルク州も加わりました。
ここでは、一般的なマスク要件(FFP2マスク)がすべての商店と文化施設(劇場、映画館、美術館など)にも適用されます。
ザルツブルクでは、FFP2マスクは3-Gの要件がない場所(美術館など)で着用します。

 

その他

飲食店、宿泊施設、文化施設、イベント、交通機関、レジャー・スポーツ施設における保護対策

▼飲食店
営業時間の制限はありません。これは、宿泊施設の飲食施設にも適用されます。
入店には陰性証明か、ワクチン接種証明、抗体(回復)証明のいずれかを提示し人数制限はありません。深夜営業のバーやナイトクラブも営業時間も人数も制限はありません。

▼宿泊施設
宿泊施設を安全に利用するために、ゲスト登録が必要です。
チェックイン時には、陰性証明か、予防接種証明か、抗体(回復)証明書のいずれかを提示します。提示できない場合は、チェックイン時にテストもできます。
ホテルのレストランや施設、エステなどのサービスを利用するには、同じく3つのうち、どれかの証明が必要です。ウェルネス部門も収容人数の制限はありません。

▼文化施設、イベント
イベントに参加する場合は登録義務があります。
9月15日より3Gルールは文化施設の入館と25人以上のイベントの場合に適用されます。
例外は25人未満のイベント、ミュージアムに入館する場合で、登録も3-G証明書も必要ありません。ただし、イベントと文化施設(劇場、ミュージアム、映画館)でマスクは必要です。人との距離や、イベントの収容人数、終了時間は不問となっています。

▼レジャー施設とスポーツ
ゲスト登録は不要です。屋内施設に入る時、また屋外でのチームスポーツでも陰性証明かワクチン接種証明か、抗体証明を提示します。マスクは着用。

 

入館時の必要な証明について

陰性証明書は72時間以内のPCR検査の陰性証明、24時間以内の抗原検査の陰性証明を指します。

▼予防接種を受けた人々のための規制
現在、レストラン、観光、レジャー事業への参入には完全な予防接種が必要になります。
最初の予防接種ではもはや十分ではありません。(2回の予防接種が必要なワクチンの場合、これは2回目の予防接種の日から適用されます。1回の予防接種のみを提供するワクチンの場合、これは22日目から適用されます。)

▼「入場検査」が必要なところ
ホテルのチェックインから劇場の入館まで、限られたスペースで多くの人が集まる場所では、いわゆる「入場検査」(エントリーテスト)があり、集会が可能な限り安全であることを確認することを目的としています。
以下の場合、陰性検査、または予防接種、または過去のコロナ感染からの治癒証明(3-G)が必要です。

  1. レストラン
  2. ホテル
  3. 身体関連サービス(美容院、化粧品、マッサージなど)
  4. 屋内および屋外のイベント(劇場、コンサート、サッカースタジアムなど)
  5. レジャー施設およびスポーツ施設(例: 温泉、屋内プール、屋外プール、フィットネススタジオ)
  6. 夜間のバーやクラブを利用する場合

3-Gのいずれも提示できない場合は、監督下で特定の機会に現場で抗原検査を実施することができる場合もあります。

チェックは12歳(ウィーン:6歳)から義務付けられています。すでに予防接種を受けているか、コロナ感染から回復した場合、これは「入場検査」と見なされ、追加の検査を受ける必要はありません。それ以外の人は、街の様々な検査所を利用することができます。たとえば、オーストリアを旅行中は公の街路検査所(テストストリート)に登録の上、無料で利用できます。
なお、陰性テストには有効期間があるのにご留意ください。

 

緊急連絡先

オーストリア滞在中に症状に気づいたり、感染した疑いがある場合は人混みや公共交通機関を避けてください。体調を良く観察し、詳細については健康ホットライン1450に電話してください。

  1. オーストリア健康&栄養管理局AGESのコロナウイルス情報ホットライン:0800‐555‐621
  2. AGESコロナウイルス情報ページhttps://www.ages.at/en/topics/pathogenic-organism/coronavirus/
  3. オーストリア連邦保健省コロナウイルス情報ページhttps://www.sozialministerium.at/Themen/Gesundheit/Uebertragbare-Krankheiten/Infektionskrankheiten-A-Z/Neuartiges-Coronavirus.html
  4. オーストリア観光省コロナウィルス情報ページhttps://info.bmlrt.gv.at/themen/tourismus/corona-tourismus.html
  5. オーストリア外務省からの現在の旅行警告https://www.bmeia.gv.at/reise-services/coronavirus-covid-19-und-reisen/

2021.10.27-更新-パースの最新情報

西オーストラリア州、ワクチン接種の義務化(職種による)

2021年10月20日、西オーストラリア州は警察官、消防士、医療施設勤務者などのハイリスク従事者、また学校、スーパーマーケット、宿泊施設、レストランやベーカリーなど多くの職種の労働者に対し、ワクチン接種を義務付ける旨の発表を行いました。

これにより、西オーストラリア州の110万人の労働者が対象となり、これは州労働者人口の75%に相当します。

職種・職域ごとに期限が設けられており、警察官、消防士、医療施設勤務者などのハイリスク従事者は、2021年12月1日までに1回目のワクチン接種を、2021年12月31日までにの2回目のワクチン接種を終わらせる必要があります。一方、学校、スーパーマーケット、宿泊施設、レストランやベーカリーなどのその他対象者は、2021年12月31日までに1回目のワクチン接種を、2022年1月31日までに2回目のワクチン接種を終わらせる必要があります。

この発表の翌10月21日には、ワクチン接種義務化に反対する数百人規模のデモ集会が開かれ、また州警察の発表によると、マーク・マクガワン州首相に対し、脅迫電話や脅迫メッセージが送られて来ており、西オーストラリア州内において大きな波紋を広げております。

 

西オーストラリア州の規制緩和状況

▼屋内外施設、イベント会場での人数規制は撤廃

  1. プライベートな集会、コンサート、スポーツ観戦や結婚式など、定員100%で開催が可能
  2. ビジネス上のイベント開催者は新型コロナウイルス安全計画書を作成し、入場者の連絡先の登録をする必要がある
  3. 500人以上のイベントにおいては、新型コロナウイルス・イベント・チェックリストまたは計画の作成が必要

全ての事業者は「SafeWA」アプリを利用し、入場者・来場者の登録を行う必要がある

▼西オーストラリア州の州境オープン状況 (2021年10月25日現在)
オーストラリアの州を以下の3つに分け「非常にリスクの低い州」からは、隔離無しで西オーストラリア州に入ることができます。

  1. 非常にリスクの低い州
  2. リスクの低い州
  3. リスクが中程度の州

「リスクの低い州」からは、14日間の自主隔離、及び自主隔離11日目に新型コロナウイルス検査を受ける必要があり、「リスクが中程度の州」は原則入州不可となります。

・非常にリスクの低い州: ノーザンテリトリー準州、タスマニア州、南オーストラリア州

→入州を隔離無しで許可。オンライン登録要。

・リスクの低い州: クイーンズランド州

→14日間の自主隔離が必要。また自主隔離11日目に新型コロナウイルス検査を受ける必要がある。オンライン登録要。

* リスクが中程度の州: オーストラリア首都特別地域

→原則入州不可

・リスクが高い州: なし

→特別な許可を得た場合は入州が可能。条件として最低でも1回のワクチン接種、72時間以内のPCR検査の陰性結果等が求められる。14日間の自主隔離が必要。

・リスクが非常に高い州: ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州

→特別な許可が無い限り入州不可。特別な許可を得られるのは政府関係者、特別な業務の従事者に限られ、最低でも1回のワクチン接種、72時間以内のPCR検査の陰性結果等が求められる。14日間の強制隔離が必要。

 

西オーストラリア州における新型コロナウイルス・ワクチン接種状況

西オーストラリア州では、12歳以上の全ての州民がワクチン接種の予約及び接種が可能です。
西オーストラリア州のワクチン接種サイト「Roll up for WA」にて予約を行い、州運営のクリニックの他、GP(一般医)、連邦政府運営のワクチン接種会場でワクチン接種が可能です。

2021年10月08日からは、Claremont及びJoondalupのワクチン接種会場では予約無しでのワクチン接種が可能となっております。

西オーストラリア州のワクチン接種率は、全豪の他州と比較すると、クイーンズランド州と並び最低レベルとなっており、ワクチン接種率の向上が急がれております。

※全オーストラリアと西オーストラリア州のワクチン接種率の対比
1回のワクチン接種を受けた人口比率: 全国 86.6% / 西オーストラリア州 76.0%
2回のワクチン接種を受けた人口比率: 全国 73.1% / 西オーストラリア州 59.3%

 

西オーストラリア州の新型コロナ感染状況

  1. 市中新規感染者数(24時間):0名
  2. 帰国者新規感染者数(24時間):0名
  3. 現感染者数:2名
  4. 累計感染者数:1,112名
  5. 累計死者数:9名

2021.10.20-更新-シドニーの最新情報

ニューサウスウェールズ州、11月よりワクチン接種完了者、入国時の検疫廃止

2021年11月1日より、ワクチン接種を完了した海外旅行者に対する検疫を廃止することを発表いたしました。検疫無しとなる条件は以下の通りです。

▼条件

  1. オーストラリア人、永住者、及びその家族
  2. オーストラリア保健局(TGA)に承認されたワクチンの接種を完了していること
  3. オーストラリアに向けた出発前にPCR検査を受け、陰性が確認されていること

オーストラリア保健局に承認されているワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソンエンドジョンソンの4種類となります。ワクチン接種完了者の1日あたりの到着上限人数は撤廃されます。
ワクチン接種を終えていない人も入国することはできますが、引き続き自費による14日間の強制隔離を行う必要があり、到着者の人数も毎週210人を上限として制限されます。

現在オーストラリア人・永住者の出国は制限されておりますが、この出国制限も11月中に廃止されることが発表されています。この出国制限が廃止されれば、ニューサウスウェールズ州に住むオーストラリア人・永住者は、渡航先国の入国条件によっては、12月のクリスマスホリデーまでに海外旅行を再開できる可能性が出てきました。

なお、オーストラリア人・永住者以外の海外旅行者に対する検疫廃止の具体的なスケジュールは 現時点では示されておりません。
まず、学生ビザ、ビジネスビザ所持者の入国者、その後感染が比較的抑えられているリスクの低い国からの一般の観光旅行者へと段階を踏んで拡大される予定です。

この海外旅行者の検疫廃止は、シドニーのあるニューサウスウェールズ州のみとなり、ゴールドコースト、ケアンズのあるクイーンズランド州、パースの西オーストラリア州等、他の州では実施されず、引き続きホテル強制隔離、または自宅での隔離が必要になります。

クイーンズランド州、西オーストラリア州は、現在もコロナゼロ戦略をとっており、ニューサウスウェールズ州等、新型コロナウィルスの新規感染者が報告されている州との州境を閉じて州間の移動を制限しています。
そのため、シドニー空港に到着し隔離なしで自由に行動できても、クイーンズランド州などの他州への移動はできない、または他州着後に隔離などその州の制限が適用され、オーストラリア国内の州間の移動制限がますます長引く懸念が指摘されています。
しかしながら、他国と比べても大変厳しい出入国制限を行ってきていたオーストラリアにおいて、国境再開への大きな一歩となることは間違いありません。

 

ニューサウスウェールズ州の新型コロナ感染状況

2021年6月26日よりシドニーで実施されていたロックダウンは、10月11日にワクチン接種完了者のみ解除され、小売店、飲食店等の営業も再開されました。但し、2回のワクチン接種を完了していない人は、引き続きスーパーマーケット等への買い物を除き、原則外出をすることはできません。

  • 市中新規感染者数(24時間):319名
  • 帰国者新規感染者数(24時間):2名
  • 現感染者数:5,334名

シドニーにおける観光・旅行関連の行動制限

ニューサウスウェールズ州では、ワクチン接種完了者が成人人口の80%を超えたため、2021年10月18日(月)より、さらなる行動制限の緩和が実施されます。

ワクチン接種を完了していない人は、外出は許可されますが、屋外の集まりは2人まで、結婚式の出席は5人までと、ワクチン接種完了者と制限が異なります。

 

2021.10.20-更新-ケアンズの最新情報

ワクチンプラン「入州規制の緩和計画」

2021年10月18日(月)、今後2回のワクチン接種を終えた人の割合に応じて、段階的に入州規制を緩和する計画が発表されています。

▼2回接種者が70%に達した時点「目標:11月19日(金) 」
【 他州からクイーンズランド州への入州 】
過去14日間以内に州外感染多発地域に滞在した場合でも、以下の条件を満たす場合はクイーンズランド州に入州可能となる。

  1. 2回のワクチン接種を終了している
  2. 空路で入州する
  3. 72時間以内のCOVID-19検査での陰性確認
  4. 14日間の自宅隔離の実施

【 海外からクイーンズランド州への入州 】
海外からクイーンズランド州へ直接入州する場合は、クイーンズランド州政府が指定する施設で14日間の隔離を終えなければならない。
また、海外から他州を経由してクイーンズランド州に入州する場合は、オーストラリアに入国してから14日間は、クイーンズランド州政府が指定する施設で隔離しなければならない。

 

▼2回接種者が80%に達した時点「目標:12月17日(金)」
【 他州からクイーンズランド州への入州 】
過去14日間以内に州外感染多発地域に滞在した場合でも、以下の条件を満たす場合はクイーンズランド州に入州可能となる。

  1. 2回のワクチン接種を終了している
  2. 空路及び陸路のどちらも可
  3. 72時間以内のCOVID-19検査での陰性確認
  4. 隔離不要

【 海外からクイーンズランド州への入州 】
海外からクイーンズランド州へ直接入州する場合は、2回のワクチン接種を終えており、72時間以内のCOVID-19検査で陰性の場合は、自宅での隔離が可能。
条件を満たさない場合、クイーンズランド州政府が定める海外からの入州者数の制限枠の対象となり、かつ、指定する施設で14日間の隔離を行わなければならない。

▼2回接種者が90%を超えた時点

  1. 2回のワクチン接種を終えている場合、入州規制及び隔離が無くなる。
  2. 2回のワクチン接種を終えていない場合、クイーンズランド州入州証の取得、1日あたりの入州者数の制限、14日間の隔離の実施が必要となる見込み。

 

クイーンズランド州の規制状況

10月08日に発表された規制緩和措置に付随し、これを踏まえたロードマップ改訂版も発表されました

 

クイーンズランド州の州境オープン状況

▼タスマニア州一部地域のロックダウン
10月16日(土)、クイーンズランド州政府は、タスマニア州の下記の12行政地域において10月17日(日)午前01:00から3日間の外出規制措置(ロックダウン)がとられたことを受け、次の措置を発表しました。
〔対象行政地域〕
Brighton、Central Highlands、Clarence City、Derwent Valley、Glamorgan-Spring Bay、Glenorchy City、Hobart City、Huon City、Kingborough、Sorell、Southern Midlands、Tasman

感染多発地域(ホットスポット)に滞在し、クイーンズランド州への入州が許可されて入州する全ての者は、州指定宿泊施設において14日間の隔離をしなければならない。

▼ビクトリア州全域のロックダウン
ビクトリア州政府が同州全域の外出制限措置を10月21日まで延長としたこと、およびビクトリア州における新規感染者の増加を受け、過去14日間ビクトリア州に滞在した者で入州が認められたいかなる入州者も、州政府指定宿泊施設において2週間の隔離を行わなければならない対策を継続しています。

▼ニューサウスウェールズ州境地域 Lismore等 6地方行政区からの入州規制緩和を発表
10月13日(水)、クイーンズランド州政府は、ニューサウスウェールズ州のBourke Shire、Broken Hill、Kyogle、Lismore、Richmond Valley、Unincorporated Far Westの6地方行政区を制限地域(restricted border zone)の対象から外し、非制限地域(non-restricted border zone)とし、クイーンズランド州への入州規制を緩和する旨を発表しました。

10月13日(水) 午前01:00以降のニューサウスウェールズ州境の非制限地域(non-restricted border zone)は、Ballina、Bourke、Brewarrina、Byron、Broken Hill、Clarence Valley、Glen Innes Severn、Gwydir、Inverell、Kyogle、Lismore、Moree Plains、Richmond Valley、Tenterfield、Tweed、Walgett、Unincorporated Far Westの17地方行政区で、これらの州境の地方行政区からは、自宅からでは行えない業務やボランティアを含む多岐にわたる必須目的に該当し、且つワクチンを最低1回接種している場合は、州境を越え、クイーンズランド州へ入州することが認められています。ただし、入州許可証(Queensland entry pass)の登録が必要です。

 

クイーンズランド州におけるマスク着用のルール

クイーンズランド州内の空港、国内線及び国際線に搭乗する際は、マスクの着用が義務

  1. クイーンズランド州内全ての空港ターミナルの屋内及び屋外共マスクを着用しなければならない。
  2. クイーンズランド州内発着のフライト機内では出発時、着陸時、クイーンズランド州内を飛行している間もマスク着用が必要。
  3. クイーンズランド州内空港から政府指定強制隔離施設までの送迎バス運転手、また検疫官よりマスク着用を指示された乗客は、強制隔離施設まではマスク着用が義務。

上記を除き、マスク着用は義務ではないが、下記の場面ではマスク着用が推奨されております。

  • 公共交通機関、タクシーやウーバーなどを利用する際
  • ショッピングセンター、スーパーマーケット等
  • 屋内外問わず、社会的距離(ソーシャルディスタンス)が確保できない場所

▼ケアンズにおけるマスク着用状況

ケアンズ市内でマスクを着用している人はほとんど見かけません。

 

2021.10.05-更新-ゴールドコーストの追加規制情報

オーストラリア国民・永住者、州ごとに制限付きで国境が開港

2020年3月のパンデミック以降、オーストラリアへの入国だけでは無く、自国民の出国をも厳しく制限して来たオーストラリアですが、2021年10月01日、オーストラリア連邦政府スコット・モリソン首相より、ワクチン接種率が80%を超えた州より段階的に国境をオープンして行く旨の発表がありました。

当面は、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えたオーストラリア国民及び永住者に対し、11月から国境を開放し、対象者は自由に出入国できるようになり、オーストラリア医薬品行政局(Therapeutic Goods Administration: TGA)で承認されたワクチン接種を完了している場合、オーストラリア入国後、14日間の強制隔離の必要は無くなり、7日間の自宅隔離に緩和されます。TGAが認可していないワクチンやワクチン接種を完了していない場合は、引き続き14日間の強制隔離(自己費用負担)が課されます。

ワクチン接種率80%を超えた州から段階的に実施されることとなり、まずは11月にニュー・サウス・ウェールズ州から始まる予定となっています。
ゴールドコーストのあるクイーンズランド州は、ワクチン接種率が他州と比べ停滞しており、80%の接種率達成は12月上旬以降と目されているため、11月の段階では引き続き国境は閉鎖されたままとなります。
また、今回の国境オープンは、あくまでもオーストラリア国民(永住者含む)が対象となり、短期旅行客等のオーストラリア入国が可能になる訳ではありません。

今後、7日間の自宅隔離制度がどのように機能するか、さらなるワクチン接種率の向上、これらの諸要因を勘案した上で、オーストラリア国境の完全開放へとつながっていくものと思われます。

 

 

ワクチン接種率について

2021年2月に接種が始まったオーストラリアの新型コロナウイルスのワクチン接種、5ヵ月が経過した2021年7月末の段階でワクチン接種回数は全豪で約1,200万回に留まり、2回の接種を完了した数は全人口の約15%に留まっておりましたが、ニューサウスウェールズ州を始めとするいくつかの州でのデルタ株の市中感染の発生及び拡大に伴い、2021年8月に入りワクチン接種のスピードが上がり、2021年10月1日の時点で、1回でもワクチン接種を行った人口比率は79%、2回のワクチン接種を完了した人口比率は56%となっています。

 

ブリスベン・ゴールドコースト、南東クイーンズランド州、タウンズビル地域、6箇所の地方行政区に対する規制状況

2021年9月下旬にブリスベン近郊で発生した市中感染により、ブリスベン、ゴールドコーストなど南東クイーンズランド州及びタウンズビル地域、これら6箇所の地方行政区に対し、下記のステージ2の規制が課されております。

▼規制期間
2021年9月30日(木) 16:00から2週間(予定)

▼ステージ2規制・対象地域

  • Brisbane
  • Gold Coast
  • Logan City
  • Moreton Bay
  • Palm Island
  • Townsville (Magnetic Island含む)

▼ステージ2規制・主な規制内容

  1. 集会は、自宅及び公共の場所は、同居人を含めて30名まで
  2. スタジアムなど、チケット制による座席指定着席の場合、収容人数は75%まで
  3. 結婚式は100名まで。ダンスは20名まで
  4. 葬儀は100名まで
  5. 病院、老人介護施設、身障者介護施設の面会は禁止
  6. レストランやカフェは、屋内4平米に1名、屋外2平米に1名、飲食は着席のみ許可され、ダンスは禁止

▼ステージ2規制・マスク着用規制

  1. 空港内及びクイーンズランド州を発着する国内線・国際線航空機内ではマスクを着用しなければならない。
  2. 屋内ではマスクを着用すること。社会的距離を確保出来る職場においてもマスクを着用すること。但し、安全では無い場合や営業していない事務所内で1人で勤務する場合は免除される。
  3. 屋外では同居人以外の他者と1.5mの社会的距離を確保できない場合はマスクを着用しなければならない。
  4. 学校及びチャイルドケア施設の職員は常にマスクを着用しなければならない。但し、屋内で1人の場合、屋外で他者と社会的距離を確保出来る場合は免除される。
  5. 中学生・高校生は常にマスクを着用しなければならない。但し、屋内で1人の場合、屋外で他者と社会的距離を確保出来る場合は免除される。
  6. 公共交通機関及びライドシェアサービス(Uber等)は、常にマスクを着用しなければならない。また、バス停、タクシー乗り場や駅などの公共スペースで待つ場合もマスクを着用しなければならない。

上記以外のクイーンズランド州の規制状況・ステージ3

上記、ブリスベン、ゴールドコーストなどの南東クイーンズランド州及びタウンズビル地域を除いた、その他クイーンズランド州全地域での規制状況は下記の通りとなっております。(ステージ3規制)

▼ステージ3・主な規制状況

  • 屋内施設: 2平方メートルあたり1名、または入場券による座席指定着席施設では最大定員の入場が可能。(レストラン、カフェ、パブ、社交クラブ、博物館、美術館、礼拝施設やコンベンションセンター等)。その際、COVID安全チェックリストの利用・掲示が必要。
  • 競技場: 入場券による座席指定着席施設では、収容人数の最大定員まで入場可能。(マスクは着用義務が適用。但し着席での飲食時はマスクを外すことが可能。)
  • 屋内での集会: 100名まで
  • 屋内の結婚式: 2平方メートルあたり1名、200名、入場券による座席指定着席施設では最大定員。(これらのうち最も多い人数)
  • 屋内の葬儀: 2平方メートルあたり1名、200名、入場券による座席指定着席施設では最大定員。(これらのうち最も多い人数)

▼ステージ3・マスク着用に関する規制

  • 空港施設・屋内では、マスクを着用すること。
  • 空港施設・屋外では、マスクを着用する必要は無いが、乗客輸送機関や待合場所(駐車場、タクシー乗り場含む)ではマスクを着用すること。
  • クイーンズランド州を発着する国内線・国際線の機内では、マスクを着用しなければならない。

ゴールドコーストのマスク着用状況

ステージ2の厳しいマスク着用規制が課されているゴールドコーストですが、本来着用義務が生じている場面において多々マスク未着用者が散見され、マスク着用に関して「大きな緩み」を感じています。

 

2021.09.13-更新-シドニーの追加規制情報

ワクチン接種完了者、行動規制緩和

ニューサウスウェールズ州では、2021年9月13日より2回目のワクチン接種を完了した人に対し、以下の行動制限が緩和されます。
→ 屋外レクリエーションのために最大5人の集会に参加可能

 

ニューサウスウェールズ州、ロックダウンからの出口戦略として「ロードマップ」を発表

シドニー大都市圏では6月26日からロックダウンが実施され、3ヵ月経った現在も違反者への罰則の伴う厳しい外出禁止令が敷かれています。

デルタ変異種の広がりにより、ニューサウスウェールズ州内の新型コロナウィルスの新規感染者数も減少傾向を未だにみせず、1日約1,500人前後の新規感染者数が報告されています。
一方州内でのワクチン接種は加速度的にそのスピードを早めており、2回の完全ワクチン接種者が70%を超えるのは10月28日、80%を超えるのは11月14日と予想されています。

ニューサウスウェールズ州政府は2021年9月09日、このワクチン接種率が70%に到達すれば、ワクチン接種完了者に対してロックダウンを解除、行動制限の緩和を進めていく方針を発表しました。
2回のワクチン接種を終えた接種完了者、及び医学的な免除を受けた人達は、このロードマップの運用開始後、多くの行動規制が解かれ、飲食店、小売店などの営業も再開される予定です。

▼家庭や公共の場での集まり
* すべての大人が予防接種を受けている家には、最大5人の訪問者が許可されます。(12歳以下の子供は含まれません)
* 最大20人が屋外の設定で集まることができます。

▼おもてなし、小売店、ジムなどの会場
* ホスピタリティ施設は、屋内で4平米ごとに1人、屋外で2平米ごとに1人を条件として再開でき、屋外での飲酒は許可されています。
* 小売店は、4平米のルールごとに1人で再開できます。(ワクチン未接種の人は、引き続き重要な小売店にのみアクセスできます)
* 美容院やネイルサロンなどのパーソナルサービスは、4平米あたり1人で開始でき、施設ごとに5人のクライアントを上限とします。
* ジムや屋内レクリエーション施設は、4平米のルールごとに1人で開くことができ、最大20人のクラスを提供できます。
* スイミングプールなどのスポーツ施設が再開できます。

▼スタジアム、劇場、主要な屋外レクリエーション施設
* スタジアム、競馬場、テーマパーク、動物園などの主要なレクリエーション屋外施設は、5,000人を上限として4平米あたり1人で再開できます。
* 最大500人がチケットと着席の屋外イベントに参加できます。
* 映画館、劇場、ミュージックホール、美術館、ギャラリーなどの屋内エンターテイメントおよび情報施設は、4平米あたり1人、または75%の固定座席数で再開できます。

▼結婚式、葬儀、礼拝所
* 最大50名のゲストが結婚式に参加できます。ダンスは許可されており、座っている間のみ飲食が可能です。
* 最大50名のゲストが座ったまま飲食しながら葬儀に参加できます。
* 教会と礼拝所は、4平米のルールごとに1人が対象で、歌うことなく開くことができます。

▼旅行
* 地域のニューサウスウェールズ州への旅行を含む国内旅行は許可されます。
* キャラバンパークやキャンプ場を開くことができます。
* 相乗りは許可されます。

▼マスク
* マスクは、公共交通機関、家の前のおもてなし、小売店やビジネス施設、飛行機内、空港など、すべての屋内公共施設で引き続き必須です。
* 屋外では、ホスピタリティスタッフのみがマスクを着用する必要があります。
* 12歳未満の子供は屋内でマスクを着用する必要はありません。

 

ニュー・サウス・ウェールズ州の新型コロナ感染状況

* 市中新規感染者数(1日) :1,599名
* 帰国者新規感染者数(1日) :4名
* 現感染者数:14,536円

 

2021.09.09-更新-南東クイーンズランド州地域の追加規制情報

南東クイーンズランド州地域のローガン地区において市中感染が発生した為、2021年9月4日(土)より、ローガン地区にある病院、高齢者介護施設、身障者施設への立ち入り制限の実施、またローガン地区居住者、勤務者のクイーンズランド州内病院、高齢者介護施設、身障者施設への立ち入り規制が発令されています。

2021.09.09-更新-ケアンズの入境制限&コロナ最新情報

クイーンズランド州全域のマスク着用義務化等の規制緩和へ

【1】2021年9月04日(土)、クイーンズランド州政府は、ローガン地方行政区に在住、または勤務している者、あるいは8月31日(火)以降に同行政区に在住、または勤務した者は、以下に該当する場合を除きクイーンズランド州に所在する高齢者介護施設、障がい者宿泊施設、及び病院への立ち入りを規制する旨を発表しました。

・施設の業務従事者、または請負業者
・施設の運営に必要なサービス、及び商品を提供する場合
・脆弱な状況にある人への保健、医療、介護、医薬品、または臨床検査サービスの提供
・緊急事態従事者、または政府機関による従事者
・入所予定者または入所予定者の支援者
・訪問の上、介護が必要な場合で、施設管理者による許認を得た支援者
・臨終に際しての訪問

上記に該当する場合で、医療施設への立ち入りが認められた者は、使い捨てのサージカルマスクを着用しなければならない。ただし、健康上の理由やマスクを着用することが安全でない場合等はこの限りではない。

【2】 ローガン地方行政区内に所在する上記施設への立ち入りは以下に該当する場合のみ認められます。

・18歳未満の入院患者の両親、保護者、介護人
・臨終に際する支援
・妊婦のパートナー、支援者、または介護が認められた者
・障がい者の介護者、家族、及び友人を含む支援者

その他、訪問者は医療施設責任者等から立ち入りの許認を受けなければならない。
なお、この許認は緊急時等、真に訪問が必要であると認められる場合のみ許認される。

 

クイーンズランド州の州境の状況

2021年9月04日(土)、クイーンズランド州政府は、クイーンズランド州居住者で同州に戻ることを希望する者、及びクイーンズランド州への転居を希望する全ての者は、入州許可証(Border Pass)申請する際に、身分証明書、及び転居する州内の住所を提示する必要がある旨を発表しました。
また、これまでに取得した入州許可証は無効となり、入州を希望する全ての者は9月05日(日) 20:00以降再申請が必要となります。

9月01日、パラシェ・クイーンズランド州首相は、州内にある隔離用ホテル不足のため、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、及び首都特別地域(ACT)、及びジャービス・ベイ(Jervis Bay)地域に過去14日間滞在した場合、またはホットスポットと指定されて以降に滞在した場合(いずれか短い方)で、ホテル隔離が必要な者(クイーンズランド州民含む)について、9月08日(水) 正午12:00まで入州を停止するとしていましたが、以下のとおり一部緩和する旨を発表しました。

1) 9月04日(土)以降、隔離ホテルにおいて追加的に50部屋が利用可能となる。
これらは、クイーンズランド州民、又は、クイーンズランド州に転居を希望し優先的に
早期の入州許可を得ていた者が利用できる。これらの入州を許可された申請者に対しては、
州政府から連絡が入る。

2) また9月06日(月)以降、クイーンズランド州民、またはクイーンズランド州に
転居を希望する者による入州申請の受付を再開する。
ただし、転居を希望する者については、雇用を証明するもの又は住居の変更を証明するものの
いずれかを提示しなければならない。

▼ビクトリア州全域のロックダウン
ビクトリア州政府が同州全域の外出制限措置を9月02日まで延長としたこと、およびビクトリア州における新規感染者の増加を受け、過去14日間ビクトリア州に滞在した者で入州が認められたいかなる入州者も、州政府指定宿泊施設において2週間の隔離を行わなければならない対策を継続しています。

 

クイーンズランド州におけるマスク着用について

クイーンズランド州内の空港、国内線及び国際線に搭乗する際は、マスクの着用が義務
* クイーンズランド州内全ての空港ターミナルの屋内及び屋外共マスクを着用しなければならない。
* クイーンズランド州内発着のフライト機内では出発時、着陸時、クイーンズランド州内を飛行している間もマスク着用が必要。
* クイーンズランド州内空港から政府指定強制隔離施設までの送迎バス運転手、また検疫官よりマスク着用を指示された乗客は、強制隔離施設まではマスク着用が義務。

上記を除き、マスク着用は義務ではないが、下記の場面ではマスク着用が推奨されております。
* 公共交通機関、タクシーやウーバーなどを利用する際
* ショッピングセンター、スーパーマーケット等
* 屋内外問わず、社会的距離(ソーシャルディスタンス)が確保できない場所

▼ケアンズのマスク着用状況
8月20日より規制措置がステージ3へ緩和されたことを受け、ケアンズ市内でマスクを着用している人はほとんど見かけなくなりました。但しロックダウン以降、ショッピングセンターなどではマスクを着用している人を稀に見かけるようになりました。

 

2021.08.25-更新-ゴールドコーストの入境制限&コロナ最新情報

南東クイーンズランド州地域(ブリスベン、ゴールドコーストなど)のステージ2の規制について

南東クイーンズランド州地域(ブリスベン、ゴールドコーストなど)では、下記の規制(ステージ2規制)が敷かれています。ケアンズ地域及びヤラバ先住民行政区に関しては、下記「上記以外のクイーンズランド州の規制(ステージ3)」に緩和されております。

南東クイーンズランド州の規制ですが、8月27日(金) 16:00まで新たな市中感染の発生が無ければ、ステージ3規制へと緩和される予定となっておりいます。

▼規制対象地域
* City of Brisbane (ブリスベン)
* City of Gold Coast (ゴールドコースト)
* City of Ipswich (イプスウィッチ)
* Lockyer Valley Regional Council (ロッキャー・バレー)
* Logan City (ローガン)
* Moreton Bay Region (モートンベイ)
* Noosa Shire Council (ヌーサ)
* Redland City (レッドランド)
* Scenic Rim Regional Council (シィーニック・リム)
* Somerset Regional Council (サマーセット)
* Sunshine Coast Regional Council (サンシャインコースト)

▼規制期間
2021年8月27日(金) 16:00まで (予定)

▼主な規制内容
* 外出時はマスクを常時携行し、屋内ではマスクを着用しなければならない。(職場含む)
→ 公共交通機関、タクシー及びUberなどのライドシェアサービス乗車時
→ 屋外においては、1.5mの社会的距離を保てない場合はマスクを着用する必要がある
→ 学校では、全ての教職員及び中高生はマスクを着用すること
→ スタジアム(競技場)、空港、クイーンズランド州を発着する国内線・国際線の機内では
マスクを着用すること

〔屋内でのマスク着用除外条件〕
・安全ではない状況下
・1.5mの社会的距離を保てる場合

* 自宅に呼べるのは30名まで (同居人全員含む)
* 結婚式は100人まで参列可能 (ダンスは20人まで)
* 葬儀は100名まで参列可能
* 屋内においては4平方メートルあたり1名のルールにてビジネス・施設は営業が可能、また入場券により座席指定施設は定員の75%まで入場可能
* 200平方メートル以下の施設の場合、2平方メートルあたり1名、最大50名まで
* 屋外においては2平方メートルあたり1名のルールが適用
* 飲食店は着席のみ許可
* コミュニティ・スポーツ(サッカークラブ、バスケットボールクラブやその他のスポーツクラブ)は活動が可能

 

上記以外のクイーンズランド州の規制状況・ステージ3

▼上記以外のクイーンズランド州におけるマスク着用に関する規制
* 空港施設及びクイーンズランド州を発着する国内線・国際線の機内では、マスクを着用しなければならない。
* 全てのスタジアム(競技場)では、マスクを着用しなければならない。
* 下記の場面において、マスク着用は義務では無いが、以下のことが推奨される。
・外出する際はマスクを常時携帯すること。
・公共交通機関、タクシー、またUber等で移動する場合、及びショッピングセンター内ではマスクを着用すること。
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保が難しい屋内外においてはマスクを着用すること。

▼上記以外のクイーンズランド州における規制状況
* 屋内施設: 2平方メートルあたり1名、または入場券による座席指定着席施設では最大定員の入場が可能。(レストラン、カフェ、パブ、社交クラブ、博物館、美術館、礼拝施設やコンベンションセンター等)。その際、COVID安全チェックリストの利用・掲示が必要。
* 競技場: 入場券による座席指定着席施設では、収容人数の最大定員まで入場可能。(マスクは着用義務が適用。但し着席での飲食時はマスクを外すことが可能。)
* 屋内での集会: 100名まで
* 屋内の結婚式: 2平方メートルあたり1名、200名、入場券による座席指定着席施設では最大定員(これらのうち最も多い人数)。
* 屋内の葬儀: 2平方メートルあたり1名、200名、入場券による座席指定着席施設では最大定員(これらのうち最も多い人数) 。

▼クイーンズランド州の州境オープン状況 (2021年8月22日現在)
クイーンズランド州政府は、2021年7月23日 午前01:00以降、クイーンズランド州外からの入州者に対し、入州証(Queensland Entry Pass)の取得を入州3日前までに行うことを義務化しました。
感染状況に応じて、州外(ニュージーランド含む)を4つに区分けし、下記の入州規制が課されます。

* グリーン区域: 規制無し
* オレンジ区域: 感染確認場所(Interstate exposure venue) → 入州後に隔離が必要
* レッド区域: ホットスポット・感染多発地域 → クイーンズランド州民以外は原則入州不可
* ブルー区域: ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州の州境地域(NSW Border Zone)
→ 限られた目的において入州が可能

▼クイーンズランド州の指定する感染多発地域 (2021年8月22日現在)
* ニューサウスウェールズ州全域
* ビクトリア州全域
* オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)全域
* 連邦政府管轄・ジャービス・ベイ地域

▼ブルー区域・州境居住者(NSW Border Zone)に対する新たな規制 (2021年8月22日現在)
ニューサウスウェールズ州全域がロックダウンとなったことを受け、2021年8月14日 20:00以降、ブルー区域であるニューサウスウェールズ州、及びクイーンズランド州の州境地域(NSW Border Zone) に居住者に対し、新たな規制が発せられております。

〔クイーンズランド州への入州が許可される要件〕
* 許可された仕事、緊急ボランティア
* 学校や幼稚園への通学・通園 (必要不可欠な仕事に従事する親を持つ子供のみ可)
* 終末期を迎えている者及びその家族に対するサポート
* 共同親権等による子供の養育を行う場合
* 新型コロナウイルスの検査及びワクチン接種
* 緊急事態下
* 安全上の理由 (怪我や病気等からの避難、家庭内暴力等からの避難)
* 救急隊員からの指示
* 保健局責任者からの許可を受けている場合

〔下記はクイーンズランド州への入州が許可されない〕
* 結婚式及び葬儀への出席
* 運動
* 娯楽目的 (休暇、スポーツ観戦など)
* 映画鑑賞、テーマーパーク入園や観光目的

 

クイーンズランド州におけるマスク着用のルール

▼ゴールドコーストのマスク着用状況
屋内でのマスク着用が義務化されているゴールドコーストですが、着用義務の無い屋外でのマスク着用者は皆無、また本来着用義務が生じている屋内においてもマスク未着用者が散見され、マスク着用に関して「大きな緩み」を感じています。

 

2021.08.24-更新-パースの入境制限&コロナ最新情報

西オーストラリア州の規制緩和状況

屋内外施設、イベント会場での人数規制は撤廃
・プライベートな集会、コンサート、スポーツ観戦や結婚式など、定員100%で開催が可能
・開催者は新型コロナウイルス安全計画書を作成し、入場者の連絡先の登録をする必要がある
・500人以上のイベントにおいては、新型コロナウイルス・イベント・チェックリストまたは計画の作成が必要

全ての事業者は「SafeWA」アプリを利用し、入場者・来場者の登録を行う必要がある

 

西オーストラリア州の州境オープン状況

オーストラリアの州をに分け「非常にリスクの低い州」からは、隔離無しで西オーストラリア州に入ることができます。
* 非常にリスクの低い州
* リスクの低い州
* リスクが中程度の州

「リスクの低い州」からは、14日間の自主隔離、及び自主隔離11日目に新型コロナウイルス検査を受ける必要があり、「リスクが中程度の州」は原則入州不可となります。

* 非常にリスクの低い州: ノーザンテリトリー準州、タスマニア州入州を隔離無しで許可。オンライン登録要。
* リスクの低い州: 南オーストラリア州14日間の自主隔離が必要。また自主隔離11日目に新型コロナウイルス検査を受ける必要がある。オンライン登録要。
* リスクが中程度の州: ビクトリア州、クイーンズランド州、オーストラリア首都特別区、原則入州不可

* リスクが高い州(~8/25): ニューサウスウェールズ州
特別な許可が無い限り入州不可。
特別な許可を得て入州する場合において最低でも1回のワクチン接種等が求められる。

* リスクが非常に高い州(8/26~): ニューサウスウェールズ州
2021年8月26日よりニューサウスウェールズ州が「リスクが非常に高い州」に設定(格上げ)され、
特別な許可が無い限り入州不可となります。
特別な許可を得られるのは政府関係者、特別な業務の従事者に限られます。

 

西オーストラリア州における新型コロナウイルス・ワクチン接種状況

西オーストラリア州では、16歳以上の全ての州民がワクチン接種の予約及び接種が可能です。
西オーストラリア州のワクチン接種サイト「Roll up for WA」にて予約を行い、16歳から39歳までは西オーストラリア州運営のクリニックでワクチン接種を受けることが可能で、40歳以上の州民は州運営のクリニックの他、GP(一般医)、連邦政府運営のワクチン接種会場でワクチン接種を受けることが可能となっています。
また、12歳から15歳の子供に関しては、基礎疾患がある場合、遠隔地に居住している場合、先住民族アボリジニ及びトーレス海峡島民の子供はワクチン接種を受けることが可能となっています。
西オーストラリア州のワクチン接種率は、全豪の他州と都比較して最低となっており、ワクチン接種率の向上が急がれております。

※全オーストラリアと西オーストラリア州のワクチン接種率の対比
1回のワクチン接種を受けた人口比率: 全国 51.0% / 西オーストラリア州 44.6%
2回のワクチン接種を受けた人口比率: 全国 28.9% / 西オーストラリア州 25.7%

 

西オーストラリア州の新型コロナ感染状況

  • 市中新規感染者数(24時間) --- 0名
  • 帰国者新規感染者数(24時間) --- 0名
  • 現感染者数 --- 4名
  • 累計感染者数 --- 1,063名
  • 累計死者数 --- 9名

 

2021.08.15-更新-ケアンズの入境制限&コロナ最新情報

クイーンズランド州全域 マスク着用義務化等の規制緩和へ

▼ケアンズ及びヤラバー地区における規制措置、ステージ3へ緩和
2021年8月18日(水)、クイーンズランド州政府は、ケアンズ地方行政区及びヤラバ先住民行政区の外出制限措置(ロックダウン)終了以降適用している規制措置(ステージ1)に関し、前倒しで規制の緩和を進め、8月20日(金) 16:00以降、クイーンズランド州全域と同様の緩和された規制措置(ステージ3)とする旨を発表しました。

▼ブリスベンを含むクイーンズランド州南東部11地方行政区における規制措置、ステージ2へ緩和
同じく8月18日(水)、クイーンズランド州政府は、ブリスベンを含む南東部クイーンズランド州11地方行政区の外出制限措置(ロックダウン)終了以降適用している規制措置(ステージ1)に関し、ブリスベンを含むクイーンズランド州南東部11地方行政区については、ステージ2へ緩和する旨を発表しました。

 

クイーンズランド州の州境オープン状況

▼ダーウィン都市圏のホットスポット指定解除
2021年8月19日(木)、クイーンズランド州政府は、北部準州(NT)ダーウィン都市圏を感染多発地域(hotspot)の指定から解除する旨発表しました。
ただし、キャサリン地方(Tindal を含むKatherine Municipality)は、オーストラリア首都特別地域(ACT)、ニューサウスウェールズ(NSW)及びビクトリア(VIC)州とともに、引き続きhotspotに指定されています。

▼ビクトリア州全域のロックダウン
ビクトリア州政府が同州全域の外出制限措置を9月02日まで延長としたこと、およびビクトリア州における新規感染者の増加を受け、過去14日間ビクトリア州に滞在した者で入州が認められたいかなる入州者も、州政府指定宿泊施設において2週間の隔離を行わなければならない対策を継続しています。

▼オーストラリア首都特別地域(ACT)のロックダウン
8月12日(木)、クイーンズランド州政府は、オーストラリア首都特別地域(ACT)において8月12日(木) 17:00から外出規制措置(ロックダウン)がとられたことを受け、以下の措置を発表しました。

1) 8月14日(土) 午前01:00以降、ACTを感染多発地域(hotspot)に指定し、14日(土) 午前01:00以降に、クイーンズランド州への入州が許可されて入州する全ての者は、州指定宿泊施設において14日間の隔離をしなければならない。
2) 8月12日(木) 17:00から14日(土) 午前01:00までにACTから入州する全ての者は、自宅において14日間の隔離をしなければならない。
3) 現在、クイーンズランド州に滞在する者で、8月9日(月)以降にACTに滞在した全ての者は、至急自宅での隔離を開始しなければならない。隔離期間は、入州した日、または8月09日(月)のいずれか短い方から14日間とする。
4) ACTから入州した初日、5日目及び12日目に感染検査を受ける必要がある。
5) 症状の軽重に関係なく、症状がある場合は、出来るだけ早く感染検査を受けなければならない。
6) ACTにおける感染確認場所リストが更新されているので、最近ACTに滞在した者は
以下の感染確認場所リストを確認し、州政府保健省の指示に従うこと。

▼ニューサウスウェールズ州全域のロックダウン延長
8月14日(土)、クイーンズランド州政府は、ニューサウスウェールズ州全域が外出規制規則の対象となったことを受け、ニューサウスウェールズ州境地域からの入州に関する以下の規制を、8月14日(土) 20:00以降、適用する旨発表しました。

1. ニューサウスウェールズ州境地域に居住する全ての者は、以下の必須目的の場合のみ、クイーンズランド州に入州することができる。
1) 認められた業務又は緊急のボランティア業務
2) 学校または保育園への登校・通園(必須業務の従事者の子どものみ。必須業務の従事者は、子どもを対面での授業に通学させる場合又は保育園に預ける場合は送迎することが可能。)
3) 脆弱な状況にある人や家族への援助補助・介護・支援の提供、又は臨終に際しての親族の訪問
4) 親が共同で有する子の養育に関する義務、親と子の面会又は兄弟姉妹間の面会に関する義務の遂行
5) COVID-19の検査や予防接種を受ける場合
6) 緊急事態
7) 安全確保(怪我若しくは病気を避ける場合、又は、家庭内暴力を含む危険から逃れる場合。)
8) 緊急事態官(Emergency Officer)からの指示
9) 州首席医務監から免除が与えられた場合

以下の目的の場合は、クイーンズランド州に入州することはできない。
1) 結婚式又は葬式への出席
2) 運動
3) 娯楽目的(休暇、スポーツ観戦、映画館での映画鑑賞、テーマパーク又は観光)

2. ニューサウスウェールズ州境地域以外のニューサウスウェールズ州内の場所、または、他の感染多発地域(Hotspot)を訪問した場合は、陸路によりクイーンズランド州に入州することはできず、空路での入州になり、かつ、州政府指定宿泊施設で14日間の隔離措置をとらなければならない(経費は自己負担)。

■ クイーンズランド州におけるマスク着用のルール
クイーンズランド州内の空港、国内線及び国際線に搭乗する際は、マスクの着用が義務
* クイーンズランド州内全ての空港ターミナルの屋内及び屋外共マスクを着用しなければならない。
* クイーンズランド州内発着のフライト機内では出発時、着陸時、クイーンズランド州内を飛行している間もマスク着用が必要。
* クイーンズランド州内空港から政府指定強制隔離施設までの送迎バス運転手、また検疫官よりマスク着用を指示された乗客は、強制隔離施設まではマスク着用が義務。

上記を除き、マスク着用は義務ではないが、下記の場面ではマスク着用が推奨されております。
* 公共交通機関、タクシーやウーバーなどを利用する際
* ショッピングセンター、スーパーマーケット等
* 屋内外問わず、社会的距離(ソーシャルディスタンス)が確保できない場所

▼ケアンズのマスク着用状況
8月20日より規制措置がステージ3へ緩和されたことを受け、ケアンズ市内でマスクを着用している人はほとんど見かけなくなりました。但しロックダウン以降、ショッピングセンターなどではマスクを着用している人を稀に見かけるようになりました。

 

2021.08.15-更新-各州の入境制限&コロナ最新情報

各州で実施されている州境制限

▼ ニューサウスウェールズ州 (シドニーなど)
州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

▼ ビクトリア州 (メルボルンなど)
全ての州からのビクトリア州への入州には、事前のオンライン申請が必要。
感染状況により「レッド」、「オレンジ」、「グリーン」の3つのゾーンに分け、
それにより入州の可否・条件を決定。
* レッドゾーン (最危険地域、入州禁止)
ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州のブリスベン都市圏、オーストラリア首都特別地域

▼ オーストラリア首都特別地域 (キャンベラ)
シドニー大都市圏、及び周辺地域の滞在者は、入州禁止。
州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

▼ クイーンズランド州 (ゴールドコースト、ケアンズなど)
ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州をホットスポットに指定、入州禁止。
州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

▼ 南オーストラリア州 (アデレードなど)
ニューサウスウェールズ州、オーストラリア首都特別地域、ビクトリア州、クイーンズランド州のブリスベン都市圏及び周辺地域に滞在した人は、原則入州禁止。
州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州許可。
入州まで、または入州時にオンライン登録要。

▼ 西オーストラリア州 (パースなど)
* ローリスク (14日間の自主検疫)
南オーストラリア州
* ミディアムリスク (入州禁止)
ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、オーストラリア首都特別地域

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録要。

▼ タスマニア州 (ホバートなど)
ビクトリア州、クイーンズランド州、南オーストラリア州に滞在し、ホットスポット指定施設を訪れていない人は14日間の自主隔離。
ニューサウスウェールズ州全域、ビクトリア州、南オーストラリア州、クイーンズランド州のホットスポット指定施設に滞在した人は入州禁止。
州指定制限地域、施設に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。
入州の3日前までにオンライン登録要。

▼ ノーザンテリトリー準州 (エアーズロック、ダーウィンなど)
ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州のメルボルン州周辺地域、クイーンズランド州のブリスベン周辺地域、オーストラリア首都特別地域など、ホットスポット指定地域に滞在した人は、14日間の強制検疫。
州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。
入州の7日前までにオンライン登録要。

 

国際線到着者数の削減の実施

オーストラリア政府は、国内で広がる新型コロナウィルスのデルタ種に対する懸念を理由に、オーストラリアへ入国する国際線の乗客数を一時的に50%削減することを決定しました。
オーストラリアでは、現在、国際線到着人数を週約6,000人に制限しておりましたが、これを週約3,000人に削減します。この到着者数の削減は7月14日までに段階的に実施され、これから設定されるワクチン接種目標に達するまで継続される予定です。

現在オーストラリアでは、全ての国際線到着者に14日間の強制検疫を義務付けておりますが、これをワクチン接種を受けた人は7日間に短縮するすることも検討しております。

 

シドニー大都市圏、及び周辺地域でロックダウン実施

シドニー市東部のボンダイ地区で発生した新型コロナウィルス、デルタ株のクラスターは、その後も広がりをみせています。
ニューサウスウェールズ州政府は、シドニー大都市圏、及び周辺のブルーマウンテンズ地域、セントラルコースト地域、ウーロンゴン地域でロックダウン(Stay Home Oeder、在宅命令)の実施を決定しました。

ロックダウンは6月26日の午前06:00に開始され、終了日は7月09日・7月16日・7月30日と延期され、現在は8月28日 午前00:01分までに再度延長されております。

この期間は、必要不可欠な買い物、医療・介護ケア、屋外の運動、必要不可欠な通勤・通学等を除き、家から外出することは禁止され、原則家に留まる必要があり、違反者には200AUドルの罰金が科せられます。

 

オーストラリア国内感染者数

現感染者数: 7,000名

  • ACT=9
  • NSW=6,634
  • NT=2
  • QLD=165
  • SA=2
  • TAS=0
  • VIC=185
  • WA=3

 

2021.08.16-更新-パースの最新情報

西オーストラリア州の規制緩和状況

* 屋内外施設、イベント会場での人数規制は撤廃
・プライベートな集会、コンサート、スポーツ観戦や結婚式など、定員100%で開催が可能
・開催者は新型コロナウイルス安全計画書を作成し、入場者の連絡先の登録をする必要がある
・500人以上のイベントにおいては、新型コロナウイルス・イベント・チェックリスト
または計画の作成が必要
* 全ての事業者は、「SafeWA」アプリを利用し、入場者・来場者の登録を行う必要がある

西オーストラリア州の州境オープン状況

オーストラリアの州を3つの区分に分けており、「非常にリスクの低い州」からは、隔離無しで西オーストラリア州に入ることができます。
* 非常にリスクの低い州
* リスクの低い州
* リスクが中程度の州

「リスクの低い州」からは、14日間の自主隔離、及び自主隔離11日目に新型コロナウイルス検査を受ける必要があり、「リスクが中程度の州」は原則入州不可となります。

* 非常にリスクの低い州:「ノーザンテリトリー準州、タスマニア州」入州を隔離無しで許可。オンライン登録要。
* リスクの低い州:「南オーストラリア州」14日間の自主隔離が必要。また自主隔離11日目に新型コロナウイルス検査を受ける必要がある。オンライン登録要。
* リスクが中程度の州:「ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、オーストラリア首都特別区」原則入州不可

 

ニューサウスウェールズ州に対する規制強化

2021年8月17日(火) 深夜00:01よりニューサウスウェールズ州を「リスクの高い州」へと設定し原則入州は不可、特別な許可を得て入州する場合においても下記条件を課すことを決定しております。
・ 西オーストラリア州へ向けて出発する72時間以内のPCR検査陰性証明
・ 最低でも1回のワクチン接種

 

 西オーストラリア州の新型コロナ感染状況

* 市中新規感染者数(24時間) :0名
* 帰国者新規感染者数(24時間):0名
* 現感染者数:3名
* 累計感染者数:1,059名
* 累計死者数:9名

2021.08.16-更新-南東クイーンズランド州地域・ケアンズ地域の最新情報

ブリスベン、ゴールドコーストなどの南東クイーンズランド州地域、及びケアンズ地域について、以下の規制が敷かれています。

規制対象地域
* City of Brisbane (ブリスベン)
* City of Gold Coast (ゴールドコースト)
* City of Ipswich (イプスウィッチ)
* Lockyer Valley Regional Council (ロッキャー・バレー)
* Logan City (ローガン)
* Moreton Bay Region (モートンベイ)
* Noosa Shire Council (ヌーサ)
* Redland City (レッドランド)
* Scenic Rim Regional Council (シィーニック・リム)
* Somerset Regional Council (サマーセット)
* Sunshine Coast Regional Council (サンシャインコースト)
* Cairns (ケアンズ)
* Yarrabah Aboriginal Shire Council (ヤラバ先住民行政区)

▼規制期間
2021年8月22日(日) 16:00まで (予定)

▼規制内容
* マスクを常時着用すること (職場含む)
〔マスク着用除外条件〕
・飲食時
・激しい運動時
・安全ではない状況下
・屋外において自身のみの場合及び同居人のみといる場合
* 学校は再開、但し教職員はマスクを着用すること。また、中高校生はマスクを着用すること。
* 自宅に呼べるのは10名まで (同居人全員含む)
* 結婚式及び葬儀は20名まで
* 4平方メートルあたり1名のルールにてビジネス・施設は営業が可能。また入場券により、座席指定施設は定員の50%まで入場可能
* コミュニティ・スポーツ(サッカークラブ、バスケットボールクラブやその他のスポーツクラブ)は活動を禁止。
* クイーンズランド州内地方部への旅行は避けること。
* 病院、高齢者介護施設及び身障者支援施設への訪問は可能。

▼その他のクイーンズランド州におけるマスク着用に関する規制
* 空港施設及びクイーンズランド州を発着する国内線・国際線の機内では、マスクを着用しなければならない。
* 全てのスタジアム(競技場)では、マスクを着用しなければならない。
* 下記の場面において、マスク着用は義務では無いが、以下のことが推奨される。
・外出する際はマスクを常時携帯すること。
・公共交通機関、タクシー、またUber等で移動する場合、及びショッピングセンター内では
マスクを着用すること。
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保が難しい屋内外においてはマスクを着用すること。

▼その他のクイーンズランド州における規制状況
* 屋内施設: 2平方メートルあたり1名、または入場券による座席指定着席施設では最大定員の入場が可能。(レストラン、カフェ、パブ、社交クラブ、博物館、美術館、礼拝施設やコンベンションセンター等)。その際、COVID安全チェックリストの利用・掲示が必要。
* 競技場: 入場券による座席指定着席施設で、2万人以上収容の競技場では、75%までに入場を制限。観戦中は、着席時を含めマスクの着用が求められる。なお、飲食時のみマスクを外すことができるが、必ず着席が求められる。
* 屋内での集会: 100名まで
* 屋内の結婚式: 2平方メートルあたり1名、200名、入場券による座席指定着席施設では最大定員(これらのうち最も多い人数)。
* 屋内の葬儀: 2平方メートルあたり1名、200名、入場券による座席指定着席施設では最大定員
(これらのうち最も多い人数) 。

▼クイーンズランド州の州境の開港状況

クイーンズランド州政府は、2021年7月23日 午前01:00以降、クイーンズランド州外からの入州者に対し、入州証(Queensland Entry Pass)の取得を入州3日前までに行うことを義務化しました。感染状況に応じて、州外(ニュージーランド含む)を4つに区分けし、下記の入州規制が課されます。

* グリーン区域: 規制無し
* オレンジ区域: 感染確認場所(Interstate exposure venue) → 入州後に隔離が必要
* レッド区域: ホットスポット・感染多発地域 → クイーンズランド州民以外は原則入州不可
* ブルー区域: ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州の州境地域(NSW Border Zone)
→ 限られた目的において入州が可能(州境地域往来入州証: X Passを取得すること)

▼クイーンズランド州の指定する感染多発地域 (2021年8月15日現在)
* ニューサウスウェールズ州全域
* ビクトリア州全域
* オーストラリア首都特別地域(キャンベラ)全域

▼ブルー区域・州境居住者(NSW Border Zone)に対する新たな規制 (2021年8月15日現在)
ニューサウスウェールズ州全域がロックダウンとなったことを受け、2021年8月14日 20:00以降、ブルー区域であるニューサウスウェールズ州、及びクイーンズランド州の州境地域(NSW Border Zone) に居住者に対し、新たな規制が発せられております。

※クイーンズランド州への入州が許可される要件
* 許可された仕事、緊急ボランティア
* 学校や幼稚園への通学・通園 (必要不可欠な仕事に従事する親を持つ子供のみ可)
* 終末期を迎えている者及びその家族に対するサポート
* 共同親権等による子供の養育を行う場合
* 新型コロナウイルスの検査及びワクチン接種
* 緊急事態下
* 安全上の理由 (怪我や病気等からの避難、家庭内暴力等からの避難)
* 救急隊員からの指示
* 保健局責任者からの許可を受けている場合

※下記はクイーンズランド州への入州が許可されない
* 結婚式及び葬儀への出席
* 運動
* 娯楽目的 (休暇、スポーツ観戦など)
* 映画鑑賞、テーマーパーク入園や観光目的

▼クイーンズランド州におけるマスク着用のルール (2021年8月15日現在)
南東クイーンズランド州地域(ブリスベン、ゴールドコーストなど)及びケアンズ地域のマスク着用ルール
* マスクを常時着用すること (職場含む)
* 学校では教職員はマスク着用、また中高生はマスクを着用すること (小学生は除外)
〔マスク着用義務が免除される要件〕
・飲食時
・激しい運動時
・安全ではない状況下
・屋外において自身のみの場合及び同居人のみといる場合
・同居人又は非同居人1名のみと運動する場合

▼上記地域以外のクイーンズランド州のマスク着用ルール
* 空港施設及びクイーンズランド州を発着する国内線・国際線の機内では、マスクを着用しなければならない。
* 下記の場面において、マスク着用は義務では無いが、以下のことが推奨される。
・外出する際はマスクを常時携帯すること
・公共交通機関、タクシー、またUber等で移動する場合、及びショッピングセンター内では
マスクを着用すること
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保が難しい屋内外においてはマスクを着用すること

 

2021.08.15-更新-国内感染者数

8月01日時点のオーストラリア国内の新型コロナウイルスの感染者数は以下の通りです。

* オーストラリア現感染者数: 3,144名
(ACT=0、NSW=2,893、NT=6、QLD=46、SA=28、TAS=0、VIC=161、WA=10)

 

2021.08.15-更新-各州の入境制限

これらは、オーストラリア国内間の移動に関する州境移動の制限に関する内容であり、全ての州においてオーストラリア国民、永住者、特別な許可を所持する人を除き、海外からオーストラリア国外への入国は認められておりません。

ニューサウスウェールズ州 (シドニーなど)

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

 

ビクトリア州 (メルボルンなど)

全ての州からのビクトリア州への入州には、事前のオンライン申請が必要。
感染状況により「レッド」、「オレンジ」、「グリーン」の3つのゾーンに分け、
それにより入州の可否・条件を決定。
* レッドゾーン (最危険地域、入州禁止)ニューサウスウェールズ州
* オレンジゾーン (入州後72時間以内に検査、陰性の結果が出るまで自主検疫)南オーストラリア州、オーストラリア首都特別地域、クイーンズランド州のブリスベン都市圏

オーストラリア首都特別地域 (キャンベラ)

シドニー大都市圏、及び周辺地域の滞在者は、入州禁止。
州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録なし。

 

南オーストラリア州 (アデレードなど)

ニューサウスウェールズ州、オーストラリア首都特別地域、ビクトリア州、クイーンズランド州のブリスベン都市圏及び周辺地域に滞在した人は、原則入州禁止。
州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州許可。
入州まで、または入州時にオンライン登録要。
〔南オーストラリア州政府指定制限エリア〕
https://www.covid-19.sa.gov.au/restrictions-and-responsibilities/travel-restrictions#sa

 

西オーストラリア州 (パースなど)

ローリスク (14日間の自主検疫):オーストラリア首都特別地域
* ミディアムリスク (入州禁止):ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、南オーストラリア州

州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。オンライン登録要。

 

タスマニア州 (ホバートなど)

ビクトリア州、クイーンズランド州、南オーストラリア州に滞在し、ホットスポット指定施設を訪れていない人は14日間の自主隔離。
ニューサウスウェールズ州全域、ビクトリア州、南オーストラリア州、クイーンズランド州のホットスポット指定施設に滞在した人は入州禁止。
州指定制限地域、施設に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。
入州の3日前までにオンライン登録要。

 

ノーザンテリトリー準州 (エアーズロック、ダーウィンなど)

ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州のブリスベン周辺地域など、ホットスポット指定地域に滞在した人は、14日間の強制検疫。
州指定制限地域に滞在歴がある場合を除き、検疫無しで入州を許可。
入州の7日前までにオンライン登録要。

 

2021.08.15-更新-国際線到着者数の削減

オーストラリア政府は、国内で広がる新型コロナウィルスのデルタ種に対する懸念を理由に、オーストラリアへ入国する国際線の乗客数を一時的に50%削減することを決定しました。
オーストラリアでは、現在、国際線到着人数を週約6,000人に制限しておりましたが、これを週約3,000人に削減します。この到着者数の削減は7月14日までに段階的に実施され、これから設定されるワクチン接種目標に達するまで継続される予定です。

現在オーストラリアでは、全ての国際線到着者に14日間の強制検疫を義務付けておりますが、これをワクチン接種を受けた人は7日間に短縮するすることも検討しております。

 

2021.08.15-更新-シドニー大都市圏・周辺地域でロックダウン実施

シドニー市東部のボンダイ地区で発生した新型コロナウィルス、デルタ株のクラスターは、その後も広がりをみせています。
ニューサウスウェールズ州政府は、シドニー大都市圏、及び周辺のブルーマウンテンズ地域、セントラルコースト地域、ウーロンゴン地域でロックダウン(Stay Home Oeder、在宅命令)の実施を決定しました。

ロックダウンは6月26日の午前06:00に開始され、終了日は7月09日・7月16日・7月30日と延期され、現在は8月28日 午前00:01分までに再度延長されました。

この期間は、必要不可欠な買い物、医療・介護ケア、屋外の運動、必要不可欠な通勤・通学等を除き、家から外出することは禁止され、原則家に留まる必要があり、違反者には200AUドルの罰金が科せられます。

 

 

2021.08.15-更新-パース、現地最新情報

西オーストラリア州の規制緩和状況

西オーストラリア州での規制緩和状況は下記通りとなっております。

* 屋内外施設、イベント会場での人数規制は撤廃
・プライベートな集会、コンサート、スポーツ観戦や結婚式など、定員100%で開催が可能
・開催者は新型コロナウイルス安全計画書を作成し、入場者の連絡先の登録をする必要がある
・500人以上のイベントにおいては、新型コロナウイルス・イベント・チェックリストまたは計画の作成が必要
* 全ての事業者は、「SafeWA」アプリを利用し、入場者・来場者の登録を行う必要がある

 

西オーストラリア州の州境開港状況 (2021年8月08日現在)

  • 非常にリスクの低い州:「ノーザンテリトリー準州、タスマニア州入州」から隔離無しで許可。オンライン登録要。
  • リスクの低い州:「オーストラリア首都特別区」からは14日間の自主隔離が必要。また自主隔離11日目に新型コロナウイルス検査を受ける必要がある。オンライン登録要。
  • リスクが中程度の州:「ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、南オーストラリア州」からは原則入州不可

 

オーストラリアの新型コロナウイルス・ワクチン接種状況

8月中に30~39歳以上の全ての州民がワクチン接種の予約を行うことが可能になる見込み。
西オーストラリア州ワクチン接種サイト「Roll up for WA」にて新型コロナウイルスのワクチン接種登録を済ませた30~39歳の州民は、ワクチン接種の予約が優先され、西オーストラリア州運営のクリニックでワクチン接種の予約を取ることが可能となる。

 

 西オーストラリア州の新型コロナ感染状況

* 市中新規感染者数(24時間) --- 0名
* 帰国者新規感染者数(24時間) --- 0名
* 現感染者数 --- 9名
* 累計感染者数 --- 1,059名
* 累計死者数 --- 9名

 

2021.08.15-更新-ケアンズ、現地最新情報

ケアンズ、ヤラバー地区、外出制限措置(ロックダウン)開始

2021年8月08日(日) 16:00から8月11日(水) 16:00までの間、ケアンズ及びヤラバー地区において、外出制限措置(ロックダウン)がとられていますい。
同措置の下、以下4つのいずれかに該当する場合を除き自宅禁止となり、また、これらの目的で外出する場合はマスクを着用しなければなりません。

1) 食料品又は医薬品等生活必需品の購入
2) 自宅で行うことができない必須業務
3) 運動(居住するコミュニティ内)
4) (感染検査やワクチン接種を含む)医療サービスを受けること、もしくは関連支援業務を行う場合
(以上、いずれも、自宅から10kmの範囲内のみ)

なお、8月08日(日) 午前01:00以降にケアンズ及びヤラバ地方行政区に滞在し、その後州内の他地域に移動した場合も、同様に外出制限措置(ロックダウン)に従う必要があります。

 

ブリスベンを含むクイーンズランド州南東部11地方行政区、ロックダウン終了

クイーンズランド州政府はブリスベンを含む南東部クイーンズランド州全11地方行政区における外出制限措置(ロックダウン)を、予定通り8月08日(日) 16:00に終了。
ただし、以下の規制措置が、今後2週間、適用されます。

* 飲食時や同居家族、もしくは非同居人1名のみと運動する場合を除き、マスクを常時(職場を含む)着用。
* 学校は再開されるが、全教職員及び中学・高校生はマスクを着用。
* 自宅での集会は、同居家族を含め10名まで。
* 結婚式及び葬式は20名まで。
* 事業及び外部施設においては4平方メートル当たり1名、または入場券による座席指定着席施設では定員の半数までの密度制限。
* コミュニティ・スポーツは禁止。
* クイーンズランド州内地方部への旅行を避ける。
* 病院、高齢者介護施設、障がい者支援施設への訪問は認められる。

 

南オーストラリア州全域ロックダウン

クイーンズランド州政府は、州首席医務監指令第31号を発令し、7月30日(金) 午前01:00以降、過去14日間、ビクトリア州及び南オーストラリア州に滞在し、クイーンズランド州への入州が認められた者のうち、以下の全ての条件にかなう場合、2週間の隔離を個人宅で行うことが可能となる旨規定しました。

1) クイーンズランド州に空路で入州する場合
2) 当該入州者、同世帯在住者、友人または家族が運転する自家用車によって、どこにも立ち寄ることなく個人宅に直行する場合
3) クイーンズランド州に入州した地点から安全な運転により2時間以内で個人宅に到着することが可能な場合
4) 住居施設において、他に居住している者と共有する施設が存在しない場合
(例: 戸建住宅又はタウンハウスの場合は個人宅で隔離を行うことが可能であるが、アパートメントの場合は個人宅で隔離を行うことはできない。)

 

ビクトリア州全域ロックダウン

* ビクトリア州政府が同州全域を外出制限措置の対象としたことを踏まえ、クイーンズランド州政府は7月17日(土) 午前01:00から、ビクトリア州全域を感染多発地域(ホットスポット)に指定する旨を発表しました。
* ホットスポットとして指定されている地域に、直近の14日間、またはホットスポット指定開始日以降に滞在した場合(いずれか短い方)、クイーンズランド州民である場合、または入州許可を得ている場合を除き、クイーンズランド州への入州は許可されません。

 

ニューサウスウェールズ州全域ロックダウン延長

* ニューサウスウェールズ州政府がシドニー大都市圏、ブルーマウンテンズ、セントラルコースト、ウーロンゴンの各地域をロックダウンとしたことを受け、クイーンズランド州政府は同該当地域をを感染多発地域に指定しました。
* ロックダウン期間は再再度、延長となり、8月28日 23:59まで延長となりました。
* また7月19日、クイーンズランド州首席医務監は、公衆衛生緊急事態係官から求められた場合には、クイーンズランド入州届け(Queensland Travel Declaration)を提示しなければならない等の規定を追加した、入州届けに関する首席医務監指令を発出し、同日午前01:00より施行しました。

* クイーンズランド州・ニューサウスウェールズ州州境地帯居住者で、過去14日の間にこれら州境地帯のみに滞在し、陸路でクイーンズランドに入州する場合には、ニューサウスウェールズ州側の州境地帯が感染多発地域に指定されない限り、入州許可証を提出する必要はない。
* 隔離中に公衆衛生緊急事態係官から感染検査を指示されたにも拘らずこれを拒否した場合には、当初の隔離期間終了後、更に14日間の隔離を行う必要がある。

 

クイーンズランド州におけるマスク着用のルール

クイーンズランド州内の空港、国内線及び国際線に搭乗する際は、マスクの着用が義務
* クイーンズランド州内全ての空港ターミナルの屋内及び屋外共マスクを着用しなければならない。
* クイーンズランド州内発着のフライト機内では出発時、着陸時、クイーンズランド州内を飛行している間もマスク着用が必要。
* クイーンズランド州内空港から政府指定強制隔離施設までの送迎バス運転手、また検疫官よりマスク着用を指示された乗客は、強制隔離施設まではマスク着用が義務。

上記を除き、マスク着用は義務ではないが、下記の場面ではマスク着用が推奨されております。
* 公共交通機関、タクシーやウーバーなどを利用する際
* ショッピングセンター、スーパーマーケット等
* 屋内外問わず、社会的距離(ソーシャルディスタンス)が確保できない場所

 

ケアンズのマスク着用状況

8月08日より始まったロックダウン(外出制限措置)に伴い、外出の際にはマスク着用が義務化されました。ショッピングセンターへ入場する際にマスクを着用していない人は警備員の確認のもと、入場できなくなりました。

 

2021.08.15-更新-ゴールドコースト、現地最新情報

南東クイーンズランド州(ブリスベン・ゴールドコースト)ロックダウン

2021年7月31日(土) 16:00より南東クイーンズランド州地域(ブリスベン、ゴールドコースト等)は、3日間のロックダウン措置が取られており、8月08日(日) 16:00までの実施されます。

▼ロックダウン対象地域
* Brisbane City Council (ブリスベン)
* Logan City Council (ローガン)
* Moreton Bay Regional Council (モートンベイ)
* Ipswich City Council (イプスウィッチ)
* Redland City Council (レッドランド)
* Sunshine Coast Regional Council (サンシャインコースト)
* Gold Coast City Council (ゴールドコースト)
* Noosa Shire Council (ヌーサ)
* Somerset Regional Council (サマーセット)
* Lockyer Valley Regional Council (ロッキャー・バレー)
* Scenic Rim Regional Council (シィーニック・リム)

◎ ロックダウンの主な規制内容
▼期間中、外出可能な条件(但し、自宅より10km圏内)
・必要不可欠な買い物 (食料品、医療品など)
・自宅より10km圏内での運動 (住居を共にしない者は1名まで同行可能)
・自宅よりリモートで行えない必要不可欠な仕事
・ヘルスケア (新型コロナウイルスの検査、ワクチン接種含む)
・サポートを必要とする者に対するアシスト
・必要不可欠な仕事を行う両親を持つ子供は学校への登校が可能
(それ以外の場合は登校はせず、自宅でリモート学習)

その他規制内容
・自宅へ他人を招くことは禁止
・必要不可欠では無いビジネスは営業禁止 (映画館、遊技場、美容室、ジムなど)
・レストラン、カフェは持ち帰り、デリバリーのみ営業可能
・葬儀の参列は10名まで
・結婚式は新郎・新婦含め10名まで
・高齢者介護施設、病院、身障者施設などへの訪問は禁止
(但し、終末期を迎えている人への面会は可能)

▼ マスク着用に関する規制内容
* 外出時は必ずマスクを着用すること
※マスク着用義務が免除される要件〕
・12歳以下の子供
・特定の病気を持つ人
・何かしらの危険を伴う職場
・着席での飲食中
・雇用のための場 (面接など)
※ハイ・スクール(中高)の生徒・教員・職員は、マスクの着用が義務付けられます。
※小学校に関しては、職員はマスクの着用が義務付けられます。

 

 

南東クイーンズランド州(ブリスベン・ゴールドコースト)以外について

* 過去14日間において、上記南東クイーンズランド州地域の11地方行政区に滞在した場合、同行政区以外に滞在する場合もマスク着用が求められる。
* 屋内施設: 2平方メートルあたり1名、または入場券による座席指定着席施設では最大定員の入場が可能。その際、COVID安全チェックリストの利用・掲示が必要。 (対象:レストラン、カフェ、パブ、社交クラブ、博物館、美術館、礼拝施設やコンベンションセンター等)。
* 競技場: 入場券による座席指定着席施設で、2万人以上収容の競技場では、75%までに入場を制限。観戦中は、着席時を含めマスクの着用が求められる。なお、飲食時のみマスクを外すことができるが、必ず着席が求められる。
* 屋内での集会: 100名まで
* 屋内の結婚式: 2平方メートルあたり1名、200名、入場券による座席指定着席施設では最大定員(これらのうち最も多い人数)。
* 屋内の葬儀: 2平方メートルあたり1名、200名、入場券による座席指定着席施設では最大定員(これらのうち最も多い人数) 。
* 空港施設及びクイーンズランド州を発着する国内線・国際線の機内では、マスクを着用しなければならない。
* 下記の場面において、マスク着用は義務では無いが、以下のことが推奨される。
・外出する際はマスクを常時携帯すること
・公共交通機関、タクシー、またUber等で移動する場合、及びショッピングセンター内ではマスクを着用すること
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保が難しい屋内外においてはマスクを着用すること

 

クイーンズランド州の州境の開港について

クイーンズランド州政府は、2021年7月23日 午前01:00以降、クイーンズランド州外からの入州者に対し、入州証(Queensland Entry Pass)の取得を入州3日前までに行うことを義務化しました。
感染状況に応じて、州外(ニュージーランド含む)を4つに区分けし、下記の入州規制が課されます。

* グリーン区域: 規制無し
* オレンジ区域: 感染確認場所(Interstate exposure venue) → 入州後に隔離が必要
* レッド区域: ホットスポット・感染多発地域 → クイーンズランド州民以外は原則入州不可
* ブルー区域: ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州の州境地域(NSW Border Zone)
→ 限られた目的において入州が可能(州境地域往来入州証: X Passを取得すること)

クイーンズランド州指定の感染多発地域

* ニューサウスウェールズ州全域
* ビクトリア州全域
* 南オーストラリア州全域

但し、ビクトリア州及び南オーストラリア州からの入州が認められた場合において、下記全ての条件に当てはまる場合は、2週間の強制隔離をクイーンズランド州政府指定の強制隔離施設では無く、自宅で行うことが可能。

1. 空路で入州する場合
2. 空港より自家用車によりどこにも立ち寄ること無く、自宅へ直行する場合(家族などの同居人が運転する自家用車も許可)
3. 空港より交通ルールを遵守した上で、2時間以内に自宅へ到着することが可能な場合
4. 自宅において、他人と共有する施設が無いこと (一軒家及びタウンハウスは自宅隔離が可能、アパートメントは自宅隔離は不可)

 

マスク着用のルール

▼南東クイーンズランド州地域
* 外出時は必ずマスクを着用すること
〔マスク着用義務が免除される要件〕
・12歳以下の子供
・特定の病気を持つ人
・何かしらの危険を伴う職場
・着席での飲食中
・雇用のための場 (面接など)
* ハイ・スクール(中高)の生徒・教員・職員は、マスクの着用が義務付けられます。
小学校に関しては、職員はマスクの着用が義務付けられます。

▼上記地域以外のクイーンズランド州
* 空港施設及びクイーンズランド州を発着する国内線・国際線の機内では、マスクを着用しなければならない。
* 下記の場面において、マスク着用は義務では無いが、以下のことが推奨される。
・外出する際はマスクを常時携帯すること
・公共交通機関、タクシー、またUber等で移動する場合、及びショッピングセンター内では
マスクを着用すること
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保が難しい屋内外においてはマスクを着用すること
* 過去14日間において、上記南東クイーンズランド州地域の11地方行政区に滞在した場合、
同行政区以外に滞在する場合もマスク着用が求められる。

▼ゴールドコースト
マスク着用が義務化されているゴールドコーストでは、屋内施設ではほぼ全員がマスクを着用し、大きな混乱は見られません。
ただし、ガソリンスタンドでの会計時など、本来マスク着用義務が生じている場面において、マスク不着用者が目立ち始め、それを咎める店舗スタッフもいない場面を多々目撃し、マスク着用に関して「大きな緩み」を感じています。

 

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