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【解説】中国・親族訪問(Q2)ビザの種類と必要書類について

中国・親族訪問(Q2)ビザの必要書類等にについてご紹介していきます。

注意事項

【重要】「現在、中国ビザの申請の際には、「指紋採取」「写真撮影」が必要となっています。」

旅行会社による代理申請の場合も、申請者本人が同行する必要があります。
【新規則】中国ビザ申請時に「指紋採取と写真撮影」が義務化

【重要】現在、中国ビザの申請方法はオンライン申請が原則となっており、以下の中国査証申請センターの公式HPより申請可能となります。」【公式】中国査証申請センター

【備考】「2023年2月2日申請分からワクチン接種証明書は不要となりました。

【解説】中国・親族訪問(Q2)ビザの種類と必要書類について

-サンプル-観光(Q2)ビザの見方

親族訪問ビザ

現在のビザは、これまでのビザと異なり、ビザ面に顔写真が追加されている場合があります。
※最近は写真が無いタイプも増えてきました。

  1. Q2=親族訪問(Q2)ビザ
  2. ビザ発行日(※申請を開始した日)
  3. ビザの有効期限満了日(※この日までに最終の入国をしなければ行けません。)
  4. 入国可能回数:多=マルチ、01=1次ビザ、02=2次
  5. 滞在可能日数/1回あたり
  6. 名前(アルファベッド)
  7. 生年月日
  8. パスポート番号

これらの内容はビザの取得後に、間違いがないか確認しておきましょう。

親族訪問(Q2)1次ビザ・2次ビザ

▼1次ビザ(入国回数:1回のみ)

申請料金:普通申請(4営業日)8,000円、加急申請(3営業日)14,000円

  • 滞在日数30日、ビザ有効3ヶ月、パスポート残存6ヶ月以上
  • 滞在日数60日、ビザ有効3ヶ月、パスポート残存6ヶ月以上
  • 滞在日数90日、ビザ有効3ヶ月、パスポート残存6ヶ月以上

▼2次ビザ(入国回数:2回まで)

申請料金:普通申請(4営業日)10,000円、加急申請(3営業日)16,000円

  • 滞在日数30日、ビザ有効3ヶ月、パスポート残存6ヶ月以上
  • 滞在日数30日、ビザ有効6ヶ月、パスポート残存7ヶ月以上
  • 滞在日数60日、ビザ有効6ヶ月、パスポート残存8ヶ月以上
  • 滞在日数90日、ビザ有効6ヶ月、パスポート残存9ヶ月以上

注意ポイント

  • 【入国回数】ビザ取得後は、例え15日以内(ビザ不要期間)の滞在であったとしても、入国した時点でビザを使用したことになります。(※2023年8月現在日本国籍への査証免除措置は停止されています。
  • 【滞在日数】滞在日数とは、渡航1回あたりの滞在可能日数のことです。(例:滞在日数30日であれば「入国日・出国日」を含めて、1回の渡航で30日間だけ滞在することが出来ます。)
  • 【有効期限】ビザの有効期限は申請を開始した日から換算されます。(申請用紙に記入した入国予定日からではありません。)そしてビザの有効期限内に中国に入国しなければいけません。(期限内に入国さえすれば、出国日はビザの有効期限日を過ぎても問題ありません。)
  • 【旅券残存】パスポートの残存期限は、指定された期間以上残っていないと、申請することは出来ません。

 

必要書類(1次・2次共通)

  1. パスポート原本+写真面のコピー(※見開き2ページ以上)
  2. 申請書(オンライン申請※1
  3. 写真(中国ビザの写真の規定
  4. 招聘状※2
  5. 招聘状作成者の中国居民身分証の両面コピー※3
  6. 戸籍謄本(原本)※4
  • 【備考1】申請用紙の記入例はこちらをクリック
  • 【備考2】中国籍の親族が作成した招聘状
  • 【備考3】有効期限内であること。
  • 【備考4】中国籍の親族との親族関係が証明出来る事。

 

 

親族訪問(Q2)マルチビザ(半年・1年・2年・5年

マルチビザには申請するには、条件があります。

 

▼半年マルチ(入国回数:無制限)

申請料金:普通申請(4営業日)11,000円、加急申請(3営業日)17,000円

  • 滞在日数30日、ビザ有効6ヶ月、パスポート残存7ヶ月以上
  • 滞在日数60日、ビザ有効6ヶ月、パスポート残存8ヶ月以上
  • 滞在日数90日、ビザ有効6ヶ月、パスポート残存9ヶ月以上

▼1年マルチ(入国回数:無制限)

申請料金:普通申請(4営業日)15,000円、加急申請(3営業日)21,000円

  • 滞在日数30日、ビザ有効12ヶ月、パスポート残存13ヶ月以上
  • 滞在日数60日、ビザ有効12ヶ月、パスポート残存14ヶ月以上
  • 滞在日数90日、ビザ有効12ヶ月、パスポート残存15ヶ月以上

▼2年マルチ(入国回数:無制限)

申請料金:調査中

  • 滞在日数30日、ビザ有効24ヶ月、パスポート残存25ヶ月以上
  • 滞在日数60日、ビザ有効24ヶ月、パスポート残存26ヶ月以上
  • 滞在日数90日、ビザ有効24ヶ月、パスポート残存27ヶ月以上

▼5年マルチ(入国回数:無制限)

申請料金:調査中

  • 滞在日数30日、ビザ有効60ヶ月、パスポート残存61ヶ月以上
  • 滞在日数60日、ビザ有効60ヶ月、パスポート残存62ヶ月以上
  • 滞在日数90日、ビザ有効60ヶ月、パスポート残存64ヶ月以上

注意ポイント

  • 【入国回数】ビザ取得後は、例え15日以内(ビザ不要期間)の滞在であったとしても、入国した時点でビザを使用したことになります。(※2023年8月現在日本国籍への査証免除措置は停止されています。
  • 【滞在日数】滞在日数とは、渡航1回あたりの滞在可能日数のことです。(例:滞在日数30日であれば「入国日・出国日」を含めて、1回の渡航で30日間だけ滞在することが出来ます。)
  • 【有効期限】ビザの有効期限は申請を開始した日から換算されます。(申請用紙に記入した入国予定日からではありません。)そしてビザの有効期限内に中国に入国しなければいけません。(期限内に入国さえすれば、出国日はビザの有効期限日を過ぎても問題ありません。)
  • 【旅券残存】パスポートの残存期限は、指定された期間以上残っていないと、申請することは出来ません。

 

必要書類

  1. パスポート原本+写真面のコピー(※見開き2ページ以上)
  2. 申請書(オンライン申請※1
  3. 写真(中国ビザの写真の規定
  4. 招聘状※2
  5. 招聘状作成者の中国居民身分証の両面コピー※3
  6. 戸籍謄本(原本)※4
  7. 取得条件を満たす書類※5
  • 【備考1】申請用紙の記入例はこちらをクリック
  • 【備考2】中国籍の親族が作成した招聘状
  • 【備考3】有効期限内であること。
  • 【備考4】中国籍の親族との親族関係が証明出来る事。

【備考5

≪取得条件:A≫

【半年・1年・2年マルチ】Q2ビザ取得歴1回以上(※旧パスポートに取得歴がある場合は、旧パスポート原本が必要。)

【5年マルチ】Q2/1年マルチビザ取得歴2回以上、またはQ2/2年マルチビザ取得歴1回以上(※旧パスポートに取得歴がある場合は、旧パスポート原本が必要。)

≪取得条件:B≫

尚、以下に該当する場合は、取得歴がなくとも、全てのマルチアクセスが申請可能。

  • 中国国籍から日本国籍へと帰化した者。
  • 中国国籍から日本国籍へと帰化した者の配偶者。
  • 中国国籍の配偶者
  • 両親のいずれかが中国国籍の未成年者

【必要書類】

関係性を証明する書類(戸籍謄本など)

 

 

注意事項「特殊な事例」

中国国籍から日本国籍へと帰化している場合

【追加必要書類】
・中国籍の時のパスポート原本
・戸籍謄本の原本(中国国籍の時の名前が記載されていること。発行から3ヶ月以内)

過去に中国ビザを取得した事があり、現パスポートまたは旧パスポートに中国ビザがあり、原本の提出が可能な場合は、上記書類は不要。

 

未成年者の場合

【追加必要書類】
・両親のパスポートコピー
・戸籍謄本

【注意事項】

  • 両親の何れかが中国国籍で、申請者の出生時点で在留資格が永住以外の場合、戸籍謄本に国籍選択の記載が必要。記載がない場合は、中国ビザの申請が不可となり旅行証の申請が必要。出生地が中国の場合も、戸籍謄本に国籍選択の記載が必要。記載がない場合は、中国ビザの申請が不可となり旅行証の申請が必要
  • 両親の離婚により片親のパスポートコピーを提出出来ない場合、旅程を共にする者に親権がある場合は、片親のパスポートコピーのみで申請可能。親権が無い場合は、有権者の同意書及び身分証明書が必要。

 

招聘状について

親族訪問ビザの申請には以下の招聘状が必要となります。

サンプル

親族訪問招聘状

上記はサンプルとなります。

書式のダウンロードはこちらから

招聘状(親族訪問 )

 

以下の内容が記載されており、尚且つ発行者の直筆署名が必要となります。

邀請人信息(招聘人の情報)

邀請人信息(赤字)の所には招聘人の情報を記入します。

  1. 姓名(中国居民身分証の内容と一致
  2. 性別(中国居民身分証の内容と一致
  3. 生年月日(中国居民身分証の内容と一致
  4. 電話番号
  5. 中国居民身分証番号(中国居民身分証の内容と一致
  6. 住所(中国居民身分証の内容と一致

被邀請人信息(申請者の情報)

被邀請人信息(青字)の所には申請者の情報を記入します。

  1. 姓名(漢字 及び 英字)
  2. 性別
  3. 国籍
  4. 生年月日
  5. パスポート番号
  6. 電話番号
  7. 招聘人との続柄(招聘人から見た関係性)

訪問信息

  1. 短期訪問に丸をする
  2. 費用負担を招聘人か申請者の名前にする(申請用紙と統一)
  3. 入国回数を1次か2次か多次(マルチ)のどれかに丸をする(申請用紙と統一)
  4. 最初の入国予定日を記入(申請用紙と統一)
  5. 希望するビザの最長滞在日数を記入する(30日・60日・90日)

 

注意事項

  1. 「直筆署名」を含めて全て手書きで記入します。書き間違え際は、全て書き直しが必要となります。
  2. 中国大使館・領事館の申請規則は急遽予告なく変更となる場合がある。

 

 

所要日数と管轄地域について

東京ビザ申請センター

【管轄地域】

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、長野県、山梨県、静岡県、群馬県、栃木県、茨城県

※管轄地域内に現住所または勤務先がある場合に利用可能

【営業時間】

業務時間:月〜金曜日(※休業日:土日祝)

【申請受付時間】

普通申請(4営業日)の受理時間:09:00-12:00 と 13:00-15:00
加急申請(3営業日)の受理時間:09:00-11:30

【支払いと受け取り時間】

(ビザ)9:30-11:30 13:30-15:30
(認証)9:30-11:30 13:30-15:30

東京ビザ申請センター

〒135-0063
東京都江東区有明三丁目7番26号有明フロンティアビルB棟12階

電話:03-3599-5515
Email:mail:tokyocenter@visaforchina.org

 

 

大阪ビザセンター

【管轄地域】

大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・愛媛・高知・徳島・香川・広島・島根・岡山・鳥取

※管轄地域内に現住所または勤務先がある場合に利用可能

【営業時間】

営業時間:月曜~金曜(※休業日:土・日・祝)

【申請受付時間】

普通申請(4営業日)の受理時間:09:00-12:00 と 13:00-15:00
加急申請(3営業日)の受理時間:09:00-11:30

【支払いと受け取り時間】

(ビザ)13:30-15:30
(認証)9:30-11:30 13:30-15:30

大阪府ビザ申請センター

大阪府大阪市中央区博労町三丁目3-7ビル博丈9階(旧ORE本町南ビル9F)
電話:81-(0)3-3599-5515
FAX:81-(0)6-4300-3167
Email:osakacenter@visaforchina.org 

 

名古屋ビザ申請センター

【管轄地域】

愛知県、岐阜県、福井県、富山県、石川県、三重県

※管轄地域内に現住所または勤務先がある場合に利用可能

【営業時間】

月〜金曜日(※休業日:土日祝)

【申請受付時間】

普通申請(6営業日)の受理時間:09:00-14:00

【支払いと受け取り時間】

(ビザ)12:00-14:00
(認証)12:00-14:00

名古屋ビザ申請センター

愛知県名古屋市中区錦一丁目5番11号名古屋伊藤忠ビル4階413号室

電話:81-(0)3-3599-5515
FAX:81-(0)52-228-0129
mail:nagoyacenter@visaforchina.org

 

まとめ&関連記事

 

今後の15日以内の査証免除措置はいまだに発表がありませんが、今後の更なる規定の緩和に期待しましょう。

 

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