観光ビザの対象となる渡航目的は「観光」「知人への訪問」となります。
※親族への訪問が観光ビザではなく、親族訪問ビザが必要となります。
観光ビザは1次ビザ、2次ビザがあります。
-サンプル-観光(L)ビザの見方
- L=観光(L)ビザ
- ビザの有効期限満了日(この日までに最終の入国をしなければ行けません。)
- ビザ発行日(申請を開始した日)
- 名前ここは"名・姓"の順番になっています。
- 生年月日
- 入国回数:01(壱)=1次、02(弐)=2次
- 滞在可能日数/1回あたり
- パスポート番号
見本サンプルと書かれているところには、ビザ番号が赤字で書かれています。
上記は取得後に内容に間違いがないか確認しておきましょう。
観光1次ビザ
入国回数:1回のみ
【滞在日数(=滞在可能日数/1回)】
- 滞在日数:30日(ビザ有効期限:3ヶ月 / パスポート残存:6ヶ月以上)
- 滞在日数:60日(ビザ有効期限:3ヶ月 / パスポート残存:6ヶ月以上)
- 滞在日数:90日(ビザ有効期限:3ヶ月 / パスポート残存:6ヶ月以上)
※有効期限は申請開始日から起算されます。
※有効期限日までに入国が必要となり、入国日から指定の日数滞在が可能となります。
必要書類
- パスポート原本(見開き2ページ以上空きがあること。)
- パスポートコピー
- 写真
- 申請用紙
- 航空券の予約確認書
- ホテルの予約確認書(※注1)
★申請用紙の記入例はこちらをクリック
【注1】
※ホテルではなく知人宅等に宿泊する場合」は以下の【書類A】が必要となる。
※滞在日数60日・90日を希望する場合は以下の【書類A】または【書類B】が必要となる。
【書類A】
- 招聘状(現地在住の中国籍の知人が作成したもの)
- 中国居民身分証の両面コピー(招聘状を作成したもの)
※招聘状はコピーしたものでOK。
【書類B】
- 行程表
観光2次ビザ
入国回数:2回まで
【滞在日数(=滞在可能日数/1回)】
- 滞在日数:30日(ビザ有効期限:3ヶ月 / パスポート残存:6ヶ月以上)
- 滞在日数:30日(ビザ有効期限:6ヶ月 / パスポート残存:7ヶ月以上)
- 滞在日数:60日(ビザ有効期限:6ヶ月 / パスポート残存:8ヶ月以上)
- 滞在日数:90日(ビザ有効期限:6ヶ月 / パスポート残存:9ヶ月以上)
※有効期限内は申請開始日から起算されます。
※有効期限日までに入国が必要となり、入国日から指定の日数滞在が可能となります。
必要書類
- パスポート原本(見開き2ページ以上空きがあること。)
- パスポートコピー
- 写真
- 申請用紙
- 航空券の予約確認書2枚
- ホテルの予約確認書2枚(※注1)
★申請用紙の記入例はこちらをクリック
【注1】
※ホテルではなく知人宅等に宿泊する場合」は以下の【書類A】が必要となる。
※滞在日数60日・90日を希望する場合は以下の【書類A】または【書類B】が必要となる。
【書類A】
- 招聘状(現地在住の中国籍の知人が作成したもの)
- 中国居民身分証の両面コピー(招聘状を作成したもの)
※招聘状はコピーしたものでOK。
【書類B】
- 行程表
■注意事項(重要)
「招聘状」「身分証コピー」「行程表」の注意点
60日や90日を希望する場合に必要となる「招聘状」「身分証コピー」「行程表」が求められる背景としては、「本当に観光目的で渡航するのか」という確認の為に証明として求められるというのがあります。
その為、行程表で申請する場合、よほど真実味のある詳細な行程表でなければ、審査が通るとはありません。
「招聘状」については、旅行会社であれば見本やフォーマト、作成に関する注意事項を熟知していますので、一度問い合わせてみましょう。
ビザ取得後の入国の注意点
日本人は15日以内の滞在であれば、ビザ(査証)なしで滞在が可能です。
しかし、ビザを取得した後に中国に入国すると、例えビザが不要な日数のみの滞在であっても、ビザが使用されたことになるので注意が必要です。
まとめ
- 中国ビザは近年非常に取得が難しくなっている。
- 観光ビザ=簡単というわけではありません。特に60日・90日のタイプの取得を希望する際は、スケジュールに十分な余裕を持って準備を進めるようにしましょう。
- ビザ取得後はビザが不要な日数のみの滞在であっても、入国時点でビザが使用されたことになる。