新型コロナウイルス 旅行情報

【まとめ】英国・イギリス入国条件「手順・方法」について解説

2022年3月18日から、新型コロナウイルスによる入国制限は全て廃止されました。

また、日本国籍の無査証滞在も再開されています。

改めて、2022年5月現在の入国要件を確認しておきましょう。

「英国・イギリス」入国前にやること

【出発準備①】渡航条件の確認

  • 乗客追跡フォーム(Passanger Locator Form)
  • 出発前検査(ワクチン未接種・接種未完了者)
  • 入国後検査(ワクチン未接種・接種未完了者)

これらの措置は全て廃止されています。

英国政府指定の「レッドリスト」に滞在していた場合、原則的に入国不可となっていますが、2022年5月現在対象国はありません。

▼参照サイト

レッドリスト(英語)

 

入国に必要な書類

▼「EU加盟国」「スイス」「ノルウェー」アイスランド」リヒテンシュタイン」の国籍

以下いずれかの渡航書類

  • パスポート
  • アイルランド発行のパスポートカード
  • 国民IDカード《以下に該当する場合のみ(2025年12月31日以降は入国不可)》
    ・定住者・定住前の地位を有する者(EU定住制度に基づく)
    ・家族滞在許可証所持者(EU定住制度に基づく)
    ・フロンティアワーカー許可証所持者
    ・S2ヘルスケアビジター
    ・スイスサービスプロバイダー

▼「日本国籍など、上記以外の国籍」

  • 旅券/パスポート

 

日本国籍の無査証滞在にについて

日本国籍は、6ヶ月以内の観光・商用・短期留学等の渡航の場合、「ビザ」なしで入国が可能となります。

(但し、原則的に入国後の期間の延長や滞在資格の変更は出来ない為、滞在期間の延長などの可能性がある場合は、事前にビザを取得しておきましょう。)

▼無査証滞在の条件

滞在期間:6ヶ月

渡航目的:「観光・知人訪問(Standard Visitor)」「商用(Business Visitor)」「短期留学(Student Visitor)」

旅券残存:帰国時まで有効であること

必要書類:「出国用航空券」+「十分な滞在費」

 

▼18歳未満の渡航の場合

18歳未満の者が無査証で「単独」または「片親のみ同伴」で渡航する場合、「保護者・渡航しない方の親」の同意書が必要となります。

(渡航者が「16歳未満(障害がある場合は18歳未満)」で、滞在先で主たる世話を行う者が近親者でない場合、滞在する地方自治体への通知も必要となります。)

【同意書に必要な記載事項】

  • 渡航する18歳未満の者の「氏名」「生年月日」「住所」「保護者との関係性」
  • 親・保護者の連絡先(詳細)
  • 渡航する18歳未満の方が英国に旅行することへ同意する旨の記載
  • 同行しない親のサイン

 

【出発準備②】英国・イギリス行き航空券の手配

現在、日本〜イギリス間のフライトの数は非常に少なくなっており、航空券の価格に関しても依然と比べると非常に高額なものとなっています。

運航本数も少ない為、スケジュールの確認など早めに行っておくようにしましょう。

▼羽田〜ロンドン

JL43便、羽田09:00発、ロンドン15:50着、運航曜日:毎日

JL41便、羽田23:35発、ロンドン06:25着(+1)、運航曜日:火土

※NH211便、羽田〜ロンドンは6月1日から運行再開予定

▼ロンドン〜羽田

JL42便、ロンドン12:45発、10:50(+1)、運航曜日:水日

JL44便、ロンドン19:20発、17:25(+1)、運航曜日:毎日

※NH212便、ロンドン〜羽田は6月1日から運行再開予定

 

 

「英国・イギリス」到着後にすること

ステップ1:入国手続き

入国審査】
18歳以上の日本国籍者が日本のICパスポートでイギリスに入国する場合、「自動化ゲート/ePassport Gates」が利用可能。
(12~17歳の子供は、自動化ゲートの利用対象の大人に同伴する場合は、自動化ゲートの利用が可能)
(短期留学生等は引き続き通常の入国審査が必要となります)

【受託手荷物受取〜税関審査】
持ち込み物に、申告する物が無い場合は「グリーンチャネル」に進みます。
持ち込み物に、申告する物がある場合は「レッドチャネル」に進みます。

【市内へ】
公共交通機関】を利用して移動可能です

 

▼「自動化ゲート/ePassport Gates」について

【利用可能な国籍】

「イギリス市民」「EU国籍」「米国」「日本」「韓国」「オーストラリア」「カナダ」「アイスランド」「リヒテンシュタイン」「ニュージーランド」「ノルウェー」「シンガポール」「スイス」

【利用不可の者】

  1. 「短期留学生」(滞在予定6ヶ月未満)
  2. 「Creative and Sporting(Tier5)」の滞在資格者(滞在予定3ヶ月未満)
  3. 「Permitted Paid Engagement(専門的職業)の滞在資格者(滞在予定1ヶ月未満)
  4. 「欧州経済領域(EEA)国籍者」の家族で永住目的の入国者

 

 

ステップ2:各地域のコロナの対応の確認

イングランド / ロンドン

新型コロナウイルスの「陽性者」「濃厚接触」の自己隔離義務の終了(自宅待機を推奨)

無料での新型コロナウイルス検査提供終了(「NHS、社会福祉施設で働いている場合」「重症化リスクが高い場合」は無料で検査可能)

 

ウェールズ / カーディフ

新型コロナウイルスの「陽性者」「濃厚接触」の自己隔離義務の終了(自宅待機を推奨)

「屋内・店内」「電車・バス」内でのフェイスカバーの着用不要(病院・薬局等ではマスク着用が必要)

 

スコットランド / グラスゴー

基本的なコロナの制限措置の廃止

「屋内・店内」「電車・バス」内でのフェイスカバーの着用不要(病院・薬局等ではマスク着用が必要)

 

北アイルランド / ベルファスト

子供(5~11歳)のワクチン接種が利用可能

 

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